松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん胸がしめつけられて
「おはよう」「いただきます」「いってきます」「いってらっしゃい」「ただいま」「おかえり」「ありがとう」「ごめんなさい」
なんでもないような言葉の大切さを、そして人を思いやり愛する事をあらためて教えてくれた素敵なドラマに出会いました。
みなさま、「きのう何食べた?」というドラマをご存知でしょうか?


今まで出会ったドラマの中で、このドラマが一番私の胸を打ち、私の心に深く響き渡りました。
ゲイのカップルの二人暮らしにスポットライトを当てているドラマなのですが、生きていく上で一番大切ではないかと思う事をしっかりきっちりと私たちに示してくれています。
ホンモノの家族のカタチ、愛のカタチの輪郭をくっきりと見せてくれます。
昔から続く「夫婦が揃っていて。そして子供たちがいて。」という、カッチリした家族が正義だという迷信は薄れてきたように私は感じています。
かくいう私も妻という一般的に見れば大切であると思われるピースが欠けてしまっている家族の一員です。
それでも家族それぞれが思いやりを持ちながら、そして楽しみながら、笑いながら共に生きる事を信条にしています。どんな家族にも負けてはいないぞという自信のようなものがしっかりと私たちの中の土台にあります。
このドラマを観終わったあと、これからは人の愛し方や人との接し方が私の中でガラッと変わるのではないかと自分に期待もしてみたりしているところです。
大切な事を書き忘れていました。
私が最もこのドラマに惹かれたところを。
このドラマの一番の見せ所は毎回必ず映される料理、食事のシーンです。
パートナーに喜んでもらえるように一生懸命調理に取り組みながらも、シンプルに料理をする楽しさがこちら側に伝わってきます。それが私の胸を強く打つのです。
私も主人公と同じでほとんど毎日、家族に料理をと取り組んでいます。
そんな理由からこのドラマと私が気持ちよくシンクロし、余計に心地良い気分にしてもらえたのかもしれません。
人生を共にする仲間への慈しみの心、そしてなによりも大切なおまじないの言葉。
「おはよう」「いただきます」「いってきます」「いってらっしゃい」「ただいま」「おかえり」「ありがとう」「ごめんなさい」
片時も忘れちゃいけません。
たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん胸がしめつけられて。
この素晴らしいドラマを皆さまにオススメいたします。