松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



水面に浮かぶ桜花

桜の花びらが風に吹かれて、音を立てることもなくそっと水面に舞い落ち、ほんの小さな水紋をつくる。




そんなイメージでこの羽二重餅製の和菓子をとらえていただければと思います。








まだ少し肌寒い頃に蕾が顔を出し、隆盛を極める。楽しむ間も早々に春風吹きすさぶ中、今度は可憐な花吹雪で人々を魅了していく。




日本人が昔から愛した桜は今もこうして人のこころを掴んで離しません。




私は変わり者。




花吹雪が終わった頃に一斉に始まる葉桜の季節がその頃の私の肌感とマッチしていて、たまらなく好きなのであります。