松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
金目鯛と家族のかたち
同じ釣りクラブに所属している友人、古川くんが釣った伊豆の稲取金目鯛。
超が付くブランドの金目鯛をいただきました。
古川くん、こんなすごい貴重な魚をありがとう。
刺身、中骨の塩焼き、煮付け、白子のバター醤油焼きと稲取金目鯛のゴージャスなフルコースでいただきました。
しっかり処理したので、明日の夜も同じようにいただきます。
古川くんは国際結婚、子ども四人。
色んな家族を見てきたけれど、古川くんの家庭のようないい夫婦、いい家庭って案外少ないよなぁって感じてます。
私は素晴らしい家族の形を築いている古川家にいつも尊敬の眼差しを向けています。(私は思いっきり失敗した人間なので余計にそう感じてます。彼の家族がとても羨ましい。)
彼にも奥さんにもなかなか会えていなかったけれど、こんな形で久しぶりに会えて嬉しかったです。
人生を半分以上生きてきますと、多くのご縁でたくさんの知り合い、お友達ができます。
私もご縁で繋がってきた友人たちとの絆を切らさないように一生懸命お付き合いしているつもりですが、友人たちも私の事をいつも忘れずにいてくれることに大きな幸せを感じています。
古川くんのおかげで、素晴らしい夕食を家族みんなで囲むことができました。
本当にありがとう。
まきみず
「巻水」の焼印を施して羽二重餅製の和菓子を仕上げました。
中は備中白小豆のこしあん。
すーっと喉元を通り過ぎる、サラッとしながらも旨みたっぷりの味わいが最大の特長であります。
少し暖かくなってきますと、このような水を題材にした涼しげな図案のものが多見されるようになります。
そろそろ釣り日和だよな。
渓流などは、本日ご紹介の焼印「巻水」のような川の流れに逆らうように反転流になっている箇所があるんです。
アマゴやヤマメやイワナたちはその反転流に流れてくる昆虫などの餌を待ち構えています。
私は、そこへ疑似餌をしっかりトレースできるようにアプローチするのですが。。。
文章を書いていてウズウズしてきました。
久しぶりに山と川に抱かれたくなってきました。