松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
大人びていてシックでゴージャス
夏の間あれほど好きで好きで仕方がなかったクーラーにお別れを告げ、そろそろ風呂上がりの扇風機ともサヨナラしようかという季節になってまいりました。
朝晩の気温の低さは震えがくるほど。(とは言いましてもまだまだ私は半袖で仕事をしておりますが。)
秋本番を肌で感じる季節です。
高度の高い山などは木々の色づきが深まってきているのではないでしょうか。
本日は「深山路」と銘打ってお店に並べた村雨製の和菓子のご紹介です。

山の人しれぬ小道に積もる落ち葉をイメージしてつくりました。
うら寂しくも感じる秋の風景でありますが、、どこかシックであり、どこかゴージャスでもあり、どこか大人びた印象を私は持っています。
それは私が生まれたのが晩秋だから余計にそう感じるのでしょうか。
秋。
やはり私にとってはとても愛おしい季節なのです。
懐中しるこ
大変長らくお待たせいたしました。
「懐中しるこ」の販売をスタートいたします。



昨年は早々に売り切れてしまいましたので、今年は出来るだけお客様のお手元まで長く届くよう留意しながらつくりたいと思っております。
「懐中しるこ」に施す焼印は祖父が創業時にデザインしてつくったものです。


愛知県の県の字が縣という昔の字になっていますし、今の松屋長春の住所は稲沢町ではありません。
しかしこの焼印がレトロでクラシックなところがとても好きですし、焼印の図案は松葉があしらわれていて私のお気に入りとするところでありますので、この焼印を選択することに決めたのです。
この「懐中しるこ」は発送可能商品であります。
発送ご希望のお客様がおられましたら、お電話にてお申し付けくださいませ。
店頭販売は一個ずつの販売、そして5個入りの箱入りがございますが、発送の場合に限りましては損壊防止のため5個入りの箱入りのみとさせていただきます。
ご理解、ご了承いただけますようお願いを申し上げます。