松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



はやくこい

とても寒い朝です。




人によって感じ方は違いますので何とも言えませんが、父は「今年一番の寒さだ!」と申しております。




私はそうは思わなかったのですが。




本日ご紹介しますのは「きんとん」製の生菓子です。








春のあたたかさ、リズミカルな音符のような軽快な春の調べを表現しました。




「まだまだ春は遠いぞ!」そんな風に肌では感じてしまう今日この頃ではありますが、気持ちのよい春を心待ちにしながら生活したいと思うのは誰でも同じことでありますよね。




ああ、やっぱり寒い!




今年一番ではないけれど、二番目か三番目くらいの寒さだわ!




春よこいこい、はやく来い。

さくらもち

草餅に続き、桜餅の販売も開始いたします。











さっぱりした口溶けの良さが特徴の北海小豆のこしあん。そしてもっちもちの食感の道明寺のバランスが秀逸な初春の生菓子であります。




桜葉のかおりが春の到来を感じさせてくれます。

草餅

随分前から多くのお問い合わせを頂戴していたのですが、仕事に追われてなかなか手をつけられませんでした。




やっと材料も全て揃い、使う丹波大納言小豆の粒あんも仕上げる事ができました。




大変長らくお待たせ致しました。








「草餅」の販売をスタートいたしました。




よもぎを大量に投入してこの色合いにしてありますので、当然ながら着色料は一切使用しておりません。




春の味覚、春の香りを存分に感じていただけると思います。