松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



お手紙に感激しました

我が家のチャップちゃん、随分大きくなりました。












お父さんとお母さんがスリムだったのか。全然太りませんが筋肉質な身体になってます。




女の子だからあんまり筋肉質になりすぎてもどうかとは思うのですが。




前にもこのブログでおはなしした事がありますが、娘の結婚の際に包丁をお祝いとして贈ってくださいました永田刃物(一竿子忠綱)の奥様から、こんなステキなお手紙と同封された絵葉書が私宛に届きました。








うちのチャップちゃんにそっくり!鼻のおひげ模様の位置までもおんなじ!




個展を見に行かれた際に、この絵葉書を見つけて送って下さったのです。




お手紙をいただけるって、なんだかワクワクします。心のこもったステキな文章に胸がトキメキます。




桃子さん本当にありがとう。感激しました。




大事に大事に飾らせていただきますね。

クリ、くり、栗

大きな栗の甘露煮をあっさりした北海小豆のこしあんで包んで栗の形に成型し、丹波大納言小豆の生こしあんから仕上げた熱々の羊羹を流しかけ、最後におしりの部分にケシの実をまぶして完成。




ざっと製法を書き記しました。




書くのは簡単ですが、準備するものも多くて非常に手間もかかる和菓子です。




「山の幸」












絶賛販売中です。

出刃包丁と柳刃包丁

一番近くて一番仲良しの和菓子屋さんである「菓子亀」さんが、また釣った魚を持ってきてくれました。




今回は丸々と太ったハマチ。








ハマチは出世魚。ツバス(シオ)、ハマチ、ワラサ、ブリと徐々に大きくなっていきます。




富山県ではブリは特にとても重宝され、婚礼やお正月のご挨拶などにも使われる神様のような魚であります。




いただいたのは、ハマチとワラサの中間くらいのちょうどいい大きさ。




早速1本はお刺身に、残った1本は煮付けにしました。
















当然、捌いた際に残った頭や背骨などのアラも全て煮付けにしました。




余すところなく、というやつです。




出刃包丁と柳刃包丁を駆使して魚を捌いて料理をする。一番ワクワクします。




料理が一番楽しく感じる瞬間であるのです。




あっという間に完食しました。




魚を捌く腕が鈍らないように、たまには出刃包丁と柳刃包丁は握らなければなりません。




久嗣くん、貴重な魚をありがとうございました。




また釣って持ってきてくださいね。(笑)