松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



珈琲

直火式エスプレッソメーカーの「ビアレッティ」って知ってます?




昨年末より私、二度目の導入を決定いたしました。








最初に導入した際にはサイズが小さ過ぎて出来上がる量が少なかったのです。




今回は大きめのものをチョイスしてオーダーしました。(結局これでも少し小さかった。残念っ!)












コーヒーの抽出法は様々なものがありますが、私は色々試した上でペーパードリップとこの直火式エスプレッソ方式を主に採用しています。




ペーパードリップは朝一番、スッキリと気分を整える際に飲むことにしています。




一方、ビアレッティを使用する時はガツンと自分自身にムチを入れる際に飲みます。




直火式エスプレッソはペーパードリップとは違い、コーヒー豆の油分まで全て出るので、コーヒーカップに入れた時に表面にコーヒーの油がユラユラと浮くのがこれまたいい。








量は少ないけれど、濃いめで味わいまで違ってきます。




一つだけデメリットを。




どうしても防ぎきれないのはオリがコーヒーカップの底にたまること。




最後の一滴までは飲めない事です。




ペーパードリップ、直火式エスプレッソ。




一長一短あります。




その時自分が欲しているものを使う。それが一番大事。




長きに渡ってコーヒーを愛してきた私が導き出した自分なりの最良の答えです。

すぎおよ

今夜は鶏の唐揚げ(鶏肉と手羽元の2種類)と京白味噌の甘い豚汁をつくりました。




家族全員なんだか疲れが溜まっていたので、私なりに生姜とニンニクをいつもより多めに、そして豚汁は出汁を多めに(鰹節を特に)入れてしまいました。












結果どちらもパンチが強めに入ってしまい、自分としては納得のいく出来栄えとなりませんでした。




みんな、ごめん。今度は欲を出さずにいつものようにつくります。




「過ぎたるは及ばざるが如し」




反省の夜です。




やっと仕事が終わって片付けも洗い物も終わったので今から風呂にダイビングします。

いしずえ

和菓子屋で一番大事なものは、やはり小豆ではないでしょうか。




あんを使わない上和菓子はほとんど(たぶん皆無)ありませんから。




松屋長春では、やはり丹波大納言小豆となります。




羽二重餅をはじめ、店頭に並ぶ黒い方の粒あんは全てこの丹波大納言小豆を使用しています。




備中白小豆と並び、最も希少で最も高価であるこの小豆を年間通して安定的に入手できるのが松屋長春の強みではないかと思っています。




この小豆があるからこそ、納得のいく和菓子が出来るのです。








本日も感謝しながら仕事に打ち込みたいと思います。