松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
大丈夫
自分が韓国ドラマにハマってしまうなんて!!!
若夫婦と父から「愛の不時着はすごくいいぞ!」と聞いてはいたのですが、出遅れてしまっていました。

やっと観終わったところです。
映画やドラマは娯楽。
「こんな事はあり得ない!」などと野暮なことは言ってはいけません。そうでないと映画やドラマに同調できませんもの。
このドラマは韓国財閥の令嬢と北朝鮮の軍人の恋物語。
「大丈夫」
いつもそう静かにヒロインに優しく語りかける純朴な北朝鮮の主人公が観る者の胸を強く打ちます。
気がめっぽう強くて人を信じる事を忘れてしまっていたヒロインでしたが、どこまでも純粋で誠実な青年の振る舞いに次第に心を開いていく。
そんなストーリーでしょうか。
ハラハラドキドキの場面に腰を浮かせ、クスッと笑わせてくれる場面で心穏やかに安心させられ、キュンとしてしまう恋の場面では青春の甘酸っぱい思い出が頭をよぎります。
緊張と緩和の繰り返しで息つく暇もありません。
ストーリーを練りに練って、しっかりとつくり上げていることがわかります。
私が今まで出会ったドラマの中ではダントツの一番です。
たくさんの涙と笑いをこのドラマからもらいました。
このまま他の韓国ドラマを探して観続けてみたいですが、今しばらくはこの心地よい余韻に浸っていたいです。
北朝鮮にはどうしても悪いイメージを持ちがちですが、少し見方がかわりました。
上層部は確かに悪いでしょうが、そこに住む人たちはなんら私達と変わらない心を持っているかもしれないのだから。
韓国側が北朝鮮側をあまり悪いように捉えることなく融和的にこのドラマをつくったことに驚きを覚えました。
難しい問題が山積しているでしょうが、統一へといち早く前進してほしいものです。
長々と「愛の不時着」について書いてしまいました。
ああ、自分も主人公のようなあんなカッコいい男になりたい。