松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



秋を聴く

秋を聴く



そう銘打ってお店に並べました。

軽羹製で中は黒糖を使って仕上げた丹波大納言小豆の大島あんです。

今回はどのように着想したのかは詳しくご説明いたしません。

この「秋を聴く」を見て、触って、そして食べて。そこからお客様それぞれにイメージを膨らませていただけましたら嬉しいです。

ラヴ アンド ピース

映画

ザ コンサルタント



単なる殺し屋の映画でもなければ、アクション映画でもない。

この映画は自閉症とは何たるかを人に知らしめるために製作されたものなのではないかな。そう私は感じました。

映画自体はアクションもストーリーもとても楽しませてくれるもので、最後まで飽きずに観る事ができました。それだけでも秀作だと思います。

そこに自閉症の人が持つ特別なもの(あえて症状とは書きません)、人とは違うものが何なのかを教えてくれる貴重な映画ともなっていると思います。

劇中で自閉症は病気ではなく、人と違っているだけで人それぞれの個性だというようなシーンが何度か見られました。これがこの映画で観客に一番問いたかった事だったのかではないかなぁと私は思います。

私はダスティンホフマン、トムクルーズ主演の映画、レインマンと通じるものを感じ取りました。

すごい映画です。

主演ベン アフレックが自ら脚本を読んで選んだ映画だったのではないか。

私はそう強く感じました。

日本は島国ですが、昔とは違って現在は閉鎖的ではなく、人種のるつぼとなっていると言っていいと思います。

相手に心を開き、懐に入ることによって色々な壁は取り払われるのだと私は常々肝に銘じていて、それを実践しているのですが、マイナスと感じた事は一度たりともありません。

人を認め、繋がり、心を許す事で人生はより素晴らしいものになる事を私は知りました。

誰しもマイナス面を持っています。

私も当然、引け目を感じる部分を多く持っています。

それを自分で認める事から人付き合いが始まれば、それが一番だと思っています。

ラヴ アンド ピース

干菓子も秋色に

昨日はお昼からずっと干菓子づくりに励んでおりました。

和三盆糖を使ったものに限定して集中的に。







シックな色合いに仕上がったと思います。

これらが全てではありませんが、残りはお店へ来られてからのお楽しみとさせてください。

干菓子、特にこの打物の呼ばれる和三盆糖を使ったものはお店によって様々。

和三盆糖は少しクリーム色をしているため、発色をよくしたい場合には片栗粉や粉糖を混ぜる場合があります。しかし、当然の事ながら味が落ちます。

そんな事もあって松屋長春の打物は全て和三盆糖100%でつくっています。

口溶けの良さや味は和三盆糖100%ならでは。

一度ホンモノの和三盆糖を味わっていただきたいです。

和三盆糖100%はなかなか出会えないと思いますので。