松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



シークレット ルーム

映画

シークレット ルーム

メジャーではない映画ですが、人間模様の縮図を垣間見た気がしましたのでご紹介させていただきます。



家族とは?

夫婦とは?

どぎつくこちらに問いかけてくる映画でした。

これはあらすじを書いてしまおうと思います。

私の総評を読んだ方々が仮に映画の内容がわかっても面白いだろうと思うから。

じゃ、いきます。

倦怠期を迎えた夫婦。

帰りが遅くなった事がきっかけで家の向かえの納屋に泊まることになった主人公。

そこから主人公は家出をし、納屋から奥さんや娘たちを外から観察するようになります。特に奥さんの一挙手一投足に細心の注意を払うようになるご主人。

美人の奥さんの不倫の心配や奥さんの自分に対しての不信感などに苦しむ主人公。疑心暗鬼になってしまったのでしょう。

世間一般のよくある家庭内の「不安」について強く訴えかける映画でした。

人ってこうなりがちですよね。

相手が誰であろうと信頼関係をうまく築くのって難しい。

この映画は家族や夫婦に限らず、人への信頼の大切さを問うたものとなっています。また、嘘や裏切りなどの人の本来持つ心の汚さも包み隠さず暴露しています。

それでも何故か憎めない主人公。

憎めないのは自分もやはり主人公と通じるものがあったと気づいたからかもしれません。

深い。うーん、深い。

人間の心模様を全てこの映画に詰め込んだような、人の心の中をあらわす辞書のような映画です。

シンプルで制作費がかかってないのにすごい映画なんです。

強烈におススメです。

是非一度ご覧になっていただきたい素晴らしい映画です。

秋の色、センチメンタルカラー

ついこの間まで暑いあつい!と毎日口癖のように呟いていましたが、朝夕は特に涼しくなり秋の気配を十二分に感じる頃となってまいりました。

秋は私が一番大好きな季節。

こんな事をどこかで聞いたことがあります。

「自分の生まれた季節を気づかないうちに好きになる」

本当なのかどうかは定かではありませんが、私自身に関して言えば当たっています。

さて、話は逸れましたが。



秋の山景色を羽二重餅製の生菓子で表現しました。

秋は落ち着いた色合いのものがよく似合うと思います。紅葉も真紅ではなく少し黄色も含んだ朱色でしょうし、秋の夕暮れの空もやはり少しセンチメンタルななるような色合いです。

そんなところも私が秋が好きな理由の一つです。

お弁当

怒涛の一週間が終わり、本日は松屋長春お休みをいただいています。

次女の大学もスタートし、これで娘二人も揃って朝出かけるようになりました。



少し寝坊したので急いでお弁当。

焼うどん、ハンバーグ、卵焼き。

娘たちの大好物を今朝は入れました。

今日も元気でいってらっしゃい。