松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



光琳菊

「光琳菊」とは絵師「尾形光琳」がデザインした菊をモチーフにした絵のことを指します。




極々シンプルに描かれた菊の絵は、現在でも染物などの模様として人々から愛され続けています。




現代の人々がこの「光琳菊」に対して可愛いと感じられる事に大きな驚きを覚えます。




本日は「光琳菊」を模した和菓子のご紹介です。




この和菓子に「白菊」と銘打ち、お店に並べました。








備中白小豆のこしあんを抱き込ませた道明寺製。




乳白色したモチモチの食感の道明寺に、口溶けよく味わい深き備中白小豆こしあんの相性がとても良い和菓子であると思います。




これからどんどんと秋の和菓子がお店を彩るようになってまいります。

42

息子(娘婿)から勧められて映画「42」を観ました。








「42」とは大リーグ初の黒人選手であるジャッキーロビンソン選手の背番号であります。




白人と黒人のトイレが区別されていたり、同じレストランで食事ができなかった時代の事です。




想像できないほどの酷い差別があったに違いありません。




不屈の精神で己の道を切り拓いて行く主人公を映画上で非常に上手く描いています。




手を差し伸べる白人選手が少数だったものが、次第に増えていく様子にスカッとさせられました。




欧米諸国だと、今でも黄色人種は他の有色人種の方々と同じように差別的に扱われる事があるように聞きます。知っています。(決して欧米諸国の全ての方がそうではないと私は思っているのですが。。。)




しかし黄色人種ばかりで彩られているこんな日本国の中でも、さまざまな差別がものすごく多くある事を私たちはみんな知っています。




とても愚かなことであります。




人の優劣など誰が決めるのでしょうか。己が勝手に決めている事ではなかろうか?




真の平等などないことは私とて、よくわかっているつもりですが。




この映画を観終わって、いま一度自分の生き方や考え方をしっかり見直したいと真剣に考えました。




息子よ、素晴らしい映画を教えてくれてありがとう。

夢の途中

娘たちとの旅行が終わり、現実に戻ってきました。




夢の途中などとは言っていられません。




私の毎日の夕飯づくりもスタートです。




今夜は息子の大好物の一つである唐揚げをつくりました。
















味付けは私のオリジナル。




塩、こしょうに醤油、お砂糖、ニンニク、生姜に焼肉のタレとコチュジャン。




これはいつものお決まり。




最近はこの味付けに片栗粉だけをまぶして揚げていましたが、今日は趣を変えて。




生卵に片栗粉2、メリケン粉1の割合でしっかり混ぜ合わせて揚げました。




良い出来栄えだと思います。




アツアツのうちにレモンをかけてから、塩とこしょうと山椒と少しの味の素を混ぜ合わせたものに付けて召し上がれ。




カリッカリの唐揚げ、出来上がり~~