松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



苦労が滲む

千利休の命日を偲ぶ日。その日を特別に「利休忌」と呼びます。




普段からお付き合いのある表千家の先生よりご注文賜りましたのは、霞空に浮かぶ月をイメージした薯蕷製の蒸し菓子。




やわらかな霞のなかに月がにじむ、朧月夜をしっかりと連想できる和菓子に仕上がりました。












この和菓子はつくるのがものすごく大変なんです。蒸し上がってからすぐに表面の皮を全部むいてしまうのですが、これが難儀なことで。




ご注文分を全部仕上げるのに随分手間取ってしまいました。




少しだけですが、松屋長春の店頭でも販売をいたします。




苦労が滲むこの和菓子を是非どうぞ。