松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



すぎおよ

今夜は鶏の唐揚げ(鶏肉と手羽元の2種類)と京白味噌の甘い豚汁をつくりました。




家族全員なんだか疲れが溜まっていたので、私なりに生姜とニンニクをいつもより多めに、そして豚汁は出汁を多めに(鰹節を特に)入れてしまいました。












結果どちらもパンチが強めに入ってしまい、自分としては納得のいく出来栄えとなりませんでした。




みんな、ごめん。今度は欲を出さずにいつものようにつくります。




「過ぎたるは及ばざるが如し」




反省の夜です。




やっと仕事が終わって片付けも洗い物も終わったので今から風呂にダイビングします。

いしずえ

和菓子屋で一番大事なものは、やはり小豆ではないでしょうか。




あんを使わない上和菓子はほとんど(たぶん皆無)ありませんから。




松屋長春では、やはり丹波大納言小豆となります。




羽二重餅をはじめ、店頭に並ぶ黒い方の粒あんは全てこの丹波大納言小豆を使用しています。




備中白小豆と並び、最も希少で最も高価であるこの小豆を年間通して安定的に入手できるのが松屋長春の強みではないかと思っています。




この小豆があるからこそ、納得のいく和菓子が出来るのです。








本日も感謝しながら仕事に打ち込みたいと思います。





素材が一番

ものすごく久しぶりに早く仕事が終わりました。




マンモスうれピーです。(古っ)




こんにゃくをサイコロにしてたっぷりの出汁と醤油とお砂糖とお酒でグツグツ。




干上がる寸前にすりごまといりごまをサラっとかけて出来上がり。
















「素材がよければ美味いに決まってる!つくる人はそのお手伝いをするだけ。」




和菓子づくりに携わる私ですが、いつもそう思ってます。うまいもんは素材から。




料理もやっぱりおんなじです。




ああ、美味かった!