松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



出刃包丁と柳刃包丁

一番近くて一番仲良しの和菓子屋さんである「菓子亀」さんが、また釣った魚を持ってきてくれました。




今回は丸々と太ったハマチ。








ハマチは出世魚。ツバス(シオ)、ハマチ、ワラサ、ブリと徐々に大きくなっていきます。




富山県ではブリは特にとても重宝され、婚礼やお正月のご挨拶などにも使われる神様のような魚であります。




いただいたのは、ハマチとワラサの中間くらいのちょうどいい大きさ。




早速1本はお刺身に、残った1本は煮付けにしました。
















当然、捌いた際に残った頭や背骨などのアラも全て煮付けにしました。




余すところなく、というやつです。




出刃包丁と柳刃包丁を駆使して魚を捌いて料理をする。一番ワクワクします。




料理が一番楽しく感じる瞬間であるのです。




あっという間に完食しました。




魚を捌く腕が鈍らないように、たまには出刃包丁と柳刃包丁は握らなければなりません。




久嗣くん、貴重な魚をありがとうございました。




また釣って持ってきてくださいね。(笑)

栗かのこ

秋の声が聞こえてくるようです。




昼こそまだ暑いですが、朝晩は非常に過ごしやすくなってきました。




先月訪れた北海道では、本州よりもずっと早く完全に穂が開いた「すすき」が気持ち良さそうに、歩調を合わせるように風に身をあずけてゆれていました。




そんな姿を見かけると、「ああ、秋が来たのだ。」と実感するのです。




栗も本番。




「栗かのこ」が店頭に並んでおります。











栗好きの方にはたまらない一品ではないでしょうか。

本日の蒸し菓子

そろそろ菊(秋菊)の季節のころとなりました。




このタイミングで菊の和菓子をお店に並べることにしました。








薯蕷製、丹波大納言小豆こしあん。




頂に丹波大納言小豆の蜜漬けを配し、平鍋でこの蒸し菓子を焼いて仕上げてあります。




今年はまだまだ昼間は暑く、10月あたりまで暑さが残ると言われています。




季節と密接に関係する和菓子屋にとっては、地球温暖化というのは厄介な事案であります。




いつものようなタイミングでこの和菓子をと考えているのに、一向に肌感と和菓子がマッチしてこないからであります。




困ったものです。