松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
クリスマスはノラと一緒に
毎年クリスマスになると、私はクリスマスの曲をご紹介しています。
今年はノラジョーンズのこのクリスマスアルバムをご紹介させてください。

まずノラジョーンズについて少し書きますね。
彼女のデビューアルバムはグラミー賞で8部門を受賞しました。
代表曲「Don’t know why」は誰もが一度は聴いたことのある曲ではないかと思います。
彼女の父はラヴィシャンカール。
おそらくインド人で一番有名な音楽家です。シタール奏者でビートルズに多大な影響を与えた人としてもよく知られています。
カントリーに鞍替えした時期もありましたが、今は原点回帰でjazzyな曲づくりへと戻ってきた感があります。
さて、ノラの初となるこのクリスマスアルバム。私は3、4曲くらいしか知っているクリスマスソングは録音されていませんが、変わることのないあの少しハスキーな優しい歌声で全曲を歌い上げてくれています。
大人びていて落ち着き払った、このような素敵なクリスマスアルバムはなかなかありません。
艶やかで派手なクリスマスもいいでしょうが、今年の私はノラジョーンズの歌声を聴きながら気持ちだけでもタキシードを着たようなパリッとしたゴージャスな心持ちでクリスマスを乗り切っていきたいと思います。
私はクリスマスやお正月は世間の方々とは違って、ゆっくり家族や恋人と過ごすなんて時間は全く無く、早朝から晩遅くまで仕事に打ち込む毎日ですが、クリスマスソングくらいは仕事をしながらノラの歌声に耳を傾けつつクリスマス気分を少しだけでも味わいたいな。
今日はクリスマスイブ。
夜ご飯にはお肉でも焼いて家族を元気付けてやろうと思います。
メリークリスマス。
素敵なクリスマスをお過ごしください。
よっさん
お干菓子が徐々に仕上がってまいりました。
本日ご紹介のお干菓子は「白雪糕」

このお干菓子も京都の修行時代に末富で習ったものです。
私が修行でお世話になっていた頃はベテランの職人さんが三人いらっしゃいました。
上辻職長、上嶋さん、義久さん。
この「白雪糕」は義久さんの担当であったので、義久さんから教わりました。
義久さんと私とは20歳くらいの違いがありましたが、私たち修行の者たちにとっては兄貴のような存在でした。
先輩方は大きな親しみの思いを込めて義久さんのことを「よっさん」と呼んでいたので、私も気づいた頃にはありったけの愛情を持って「よっさん」と呼ばせてもらいました。
よっさん、ありがとう。おかげさまで今でもこうしてあなたとの思い出の「白雪糕」をつくり続けていますよ。
追記ですが、先日ご紹介しました打物や州浜は上嶋さんの担当でした。
上嶋さんと私は音楽の趣味がぴったりと合っていた事もあって、仕事をしながらいつも音楽の話に花を咲かせていたものです。
修行時代の事を思い出しながら書き綴っておりますと、みんなの事がとても恋しくなってきます。
仕事が落ち着いたお正月明けには、また電話でもしよう。
そんな風に思う師走の朝です。





