松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



連休前の最後の丹波春日大納言小豆

私にとって大釜が三つ並んでいる豆の煮炊場は一日の多くを過ごす大事な仕事場です。

今年の夏は特に高温多湿の日が多かったため、地獄のような日々を何とかやり過ごしました。

しかし、ここ三日ほどでしょうか。涼しい日が続いて、随分と煮炊場も楽になったような気がしています。

そんな中、松屋長春の連休前の最後の粒あんを昨日炊きました。



上の写真はまだ砂糖が入っていない状態の粒あんです。



こちらは仕上がったばかりの丹波春日大納言小豆の粒あんの写真です。

丹波大納言小豆でしかこの色合いにはならず。また、丹波大納言小豆でしかこのいい香りは出ないのです。

他のどの小豆の追随をも許さない素晴らしいポテンシャルがこの丹波大納言小豆にはあります。

話はかわりますが、和菓子屋の職人は細かな作業ばかりだと思っておられる方も多いのではないかと思いますが、あんや砂糖、粉類はとても重いものが多く、一番重いもので50キロ程度のものも持ち上げなければならない事もしばしばあります。

私にとって連休前の最大の仕事がやっと終わり、ホッと一息つきました。

連休明けにはもう少し涼しくなってくれるとありがたいなぁ、などと大きな期待をしているところです。

もう一つの羽二重餅

今朝ご案内しました羽二重餅の焼印のすすきですが、羽二重餅はご予約のみの販売でお店には並びません。

そのような理由から、もう一種お店用にすすきの焼印の羽二重餅をご用意しました。



満月にすすきの図案として作っております。

ですので、この羽二重餅はうっすらと黄色味を帯びさせました。

本日から販売開始しております。

羽二重餅も秋景色

お盆を挟んで朝夕などは秋の雰囲気を感じられるようになってきましたね。

やはり立秋というものは、当てずっぽうで適当に定めた訳ではなく、昔の人の知恵がいっぱい詰まった上でこうなったのだと改めて知る今日この頃です。

暦は数々の勉強や経験の上で決められたもので、一朝一夕ではどうにもならないものなのです。

さて、羽二重餅に施す焼印ですが、涼しくなってきたのをを見てすすきの図案のものに変更いたしました。



ついこの間までは青海波の焼印でしたが。

やはり焼印ひとつで雰囲気が変わります。

これからしばらくの間はこのすすきの焼印でのご提供となります。