家系ラーメンというのを私は知らなかった。

先日、関東からお客様がおいでになり、こんなラーメンをくださった。

横に書いてある文章がカッコいい。

「家系」っていっても、なんとなくそう呼ばれるようになっただけ。

ワックスオーン、ワックスオーフってやってたら知らないうちに空手が強くなってた。（映画ベストキッドのネタですみません。わかる人にはわかってもらえる。）

そんなニュアンスで解釈したらいいのかな。

早速今晩つくって、自家製のチャーシューと半熟卵と刻みネギをのっけて家族で食べました。

うまい。

これが家系ラーメンの総本山なのか。

お客様、ごちそうさまでした。

家系ラーメン、それがなんなのかしっかり覚えました。

今年も「葛焼き」がお店に並びました。

注釈が必要でありますが、当面「葛焼き」は土日と祝日のみの販売といたします。

松屋長春の葛を使った和菓子は全て本葛100%であります。

混じり気は一切ございません。

ホンモノの葛の香りと味わいをお楽しみくださいませ。

燕が今年も日本に戻ってきました。

つばめは渡り鳥。遠く東南アジアから春先に戻って子をつくり育てます。秋頃まで日本にとどまり、また東南アジアへ帰っていきます。

命をかけてまで海を渡る理由がそこにあるのでしょうが、渡る際に多くの燕が命を落としているだろう事を思うと目頭がジワっと熱くなります。

低気圧が近づき曇り空が雨を呼ぶとき、あれだけ高く飛んでいたつばめが低く飛ぶようになります。

それはエサとなる昆虫の羽が湿気を帯びて重くなり、高く飛べなくなるからなのでありますが、天気予報士のいない昔の人々は天気を予測する際のヒントの一つとしてつばめの姿をつぶさに観察していただろう事は想像に難くありません。

前置きが長くなりました。

本日ご紹介の和菓子はつばめを題材にした蒸し菓子です。

前説をお読みいただいた方はおわかりになってもらえると思います。

はい、そうです。

高気圧に囲まれた晴天のつばめの姿をイメージしてつくっております。