目に青葉 山ほととぎす 初鰹
初夏の感覚を最も端的に表現した山口素堂の句であります。先日少しおはなししました。
本日は「山ほととぎす」と銘打った軽羹製の和菓子をご紹介いたします。
松屋長春は和菓子を抽象化させて表現する事を好む和菓子屋。
この「山ほととぎす」も一見するとホトトギスには見えませんが、それでいいのです。
受け手の方々それぞれの頭の中にふんわりと想像を膨らませてもらえたら、それでいいのだと考えます。
新緑の中に気配を潜めながら声を響かせるホトトギス。そんなイメージで捉えていただけましたら最高に嬉しいです。