松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
イエローグリーン
モミジの若葉の若緑色が目に優しい季節になりました。
モミジ並木という言葉を私は聞いたことはありませんが、先日道路脇にモミジが続けて植えられている道を通ったところ、その景色がまるでイエローグリーンのカーテンのようで私の心に強く残りました。
今この文を書きながら思い出しているところです。
「若みどり」と銘打った練り皮製の和菓子がお店のラインナップに加わっております。

目に青葉、山ほととぎす、初がつを
初夏を目(視覚)、耳(聴覚)、そして口(味覚)で楽しむ山口素堂の句です。
字余りになってしまうので、叶わない願いではありますが、せっかくなので鼻(嗅覚)についても彼の特別な感覚を記して欲しかった。初夏なんて花の香りの宝庫ですもの。
この間、友人と見た紫ではなく特に白い藤の花が強く甘い香りを放っておりました。藤なんて、初夏を代表する花の一つであるのですから。
もう一つ。単線の踏切待ちをしている時にふと脇に目を遣るとヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃの木)がちょうど満開を迎えておりました。

大きなキャンバスに白と若緑が広がり、それはそれは美しいものでした。
ヒトツバタゴの花、そう言えば匂いってあるんだろうか。気になってきました。




