松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



星の光

雨がシトシトと降るのではなく、昨夜からザアザアと激しい雨が降り続いています。




我が稲沢市を流れる日光川は、今朝のニュースによれば氾濫危険水位に達したとのことでした。




少し前を振り返れば、全国的に渇水の日々が続き、ダムの貯水率が10%を下回る地域も少なくありませんでした。しかし、この梅雨の大雨によって、その心配はひとまず解消されたのではないでしょうか。




何事も「ほどほど」が一番だと思います。けれど、人の営みだけでなく、自然の世界においても、その「ほどほど」を保つことこそ、最も難しいことなのかもしれません。




こんな天気では天の川銀河なんて全く見えません。




タイミングが悪いかもしれませんが、本日は「星の光」という松屋長春の定番和菓子をご紹介いたします。




中心に北海小豆こしあんを据え、レモンの果汁と果皮をたっぷり投入した備中白小豆こしあんをまとわせました。




その二重に仕立てたあんを本葛で包んで軽く蒸し上げ、頂に「星の光」をイメージさせる金箔をあしらって完成となります。




定番の和菓子と書きましたが、今年は色合いに少し変化を求めました。備中白小豆こしあんを黄色の濃淡でグラデーションさせております。




そのような変化にも目を向けていただき、お召し上がりくださいましたら嬉しく思います。