松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
優しい心、優しいきもち
NHKの番組でスターバックスコーヒーの特集を組んでいました。
店員さんのほとんどが聴覚障害を抱えた方たちで成り立つ店舗の事を。
私も左耳が全く機能していないので、気になってその番組に見入った次第です。
片耳だけ不自由な私ですが、毎日の生活にも支障をきたす場面がたくさんあります。
家族間でも頼まれごとが聞こえない事が多々ありますし、友人たちからは人の話をよく聞いてないなどと言われることもしばしばあります。
もしかしたらお客様にも左耳が聴こえないことで、ご迷惑をおかけしている事が多いのかもしれません。
テレビに映るみなさんは手話を交えながら、キラキラした笑顔と細やかな気遣いをもって接客されていました。
また、彼らの事を知るお客様も最大限の敬意と気遣いを持ってご来店されていました。
それがとてもいい関係で。。。
胸がとても熱くなり、なんだか涙がこらえ切れませんでした。
接客とは物をただ単に売るだけのものではありません。お店とは人と人とが心を通わせる場でなければならないと私はそう考えています。
「優しい心、優しいきもち。」
それらをもってして、やっとお客様に喜んでいただける接客ができるのだと、この番組からしっかり教えていただきました。
松屋長春は田舎町の小さな小さなお店です。大きなお店のように形式張ったものは何も必要はないと思います。しっかりしたマニュアルなどはいりません。
それよりもお客様に心から喜んでいただけるような、こころの接客を目指したいと思っています。
後々インターネットで調べてみたところ、このスターバックスの店舗は東京の国立市にあるそうです。



私がこの番組をみてとても感銘を受けたのは、相手の目をしっかり見ながら接客すること。そして作り笑いではないホンモノの笑顔。
松屋長春もそんな高みを見据えながら頑張っていきたいとあらためて決意しました。
「お客様といつもステキな関係で。」
松屋長春はこれをモットーに取り組んでまいります。
100点満点
和菓子職人の方々は今日私が書く事に強く共感していただけると思うのですが。
本日は和菓子の着色に関してのおはなしです。
お店に並べる全ての和菓子は当然でありますが、納得して自信のあるものをお出ししています。
毎日、着色する際には特にその色合いに気をつけます。
季節にマッチした色を。そして松屋長春の和菓子全てのバランスがしっくりくるように注意しながら着色するのです。
そんな中で100点満点を付けたいほど満足できる瞬間が時にあります。


本日ご紹介の「ねじ梅」は満点を付けていいほど素晴らしい着色具合になりました。
薄くもなく、濃すぎることもなく、紅と黄色の混合の程度もバッチリと決まりました。
こなしの生地に映える色合いです。
素晴らしく気持ちが晴れた朝です。





