松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



宵月

毎日、雨、あめ、大雨、くもり、そして雨。。。




梅雨よりも雨が多いではないですか!




雨が欲しい時には降らず、必要でない時には、お釣りがくるほど大水をもたらす。




間違いなく地球が悪い方向へ向かっていることは、誰もが薄々と感じ取っているのではないでしょうか。




雨だけならば、まだいいのです。




こうして全国的に被害が広く出てしまうと、まったく笑ってはいられません。




今が初秋なのかもわからないほどの天気模様であります。




されど、ちゃんと秋は足音をたててやってくるもので、梨はジューシィでとっても美味しいし、栗は実となって甘くなり、稲は穂をもたげ、次第に黄金色を濃くしていきます。




今回の「東海大豪雨・第二弾」(勝手に私が命名しました。)




その影響により、田んぼの水は道路と並行するまでに至っておりました。アスファルトの道路に溢れ出さんばかりに。




これほど大量の水が水田を満たしていることは、稲にとってさほど問題はないのでしょうか。




素人の私にはわからないことですが、いかがなものなのでしょう。




さて、前置きが長くなりました。




黒糖の本葛の中にこしあんを据え、月に見立てた秋の夜をイメージしてつくっております。




銀粉をこの菓子の下面を覆うように散らしております。月夜にかかる雲として。




「宵月(よいづき)」




この和菓子にこう名付けました。