松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



ひのよーじん

息子が地元の消防団に四月から入団しました。








息子がお世話になる「稲沢市消防第一分団」は私も所属していた団であり、ちょうど息子と同じくらいの年齢の時に私も入団しました。




消防団には「市民の身体、生命、財産を守る」という崇高な任務があります。




これからしっかり訓練を積み重ねて、有事の際には存分に力を発揮できるよう精進していってほしいと思っています。




私が強く息子が消防団に入って欲しいと思った理由が一つあります。




息子は栃木県で生まれ育ちました。家族の一員となって一年も満たないのですが、当然こちらには知り合いもいなければ友人もいません。




消防団に入ったことによって多くの知り合い、友人が出来て家族とはまた違った心の拠り所をつくってほしいと切に願っていたからです。




私の友人たちもまだ多く消防団には残っています。




彼らの温かい懐に飛び込んでどんどん馴染んでいって欲しいと心から望みます。




息子よ、入団本当におめでとう。消防団のみんな、息子の事をどうぞどうぞよろしくお願いします。




では、声高らかにまいります。




「火の用心っ!ひのよーじんっ!」

はるのうた

ポップに、カラフルに。




ウキウキワクワクするような春をイメージしてつくりました。








軽羹製の蒸し菓子です。中は丹波大納言小豆の粒あん。




随分あたたかくなってきて、春を迎えた幸せを肌で感じるようになってまいりました。




人間は面白いもので暖かくなると活発に動き回りたくなるものですし、やはり日光にもあたりたくなるものです。




動物たちや植物たちもいっしょ。




ちょうど今。「やっとこの季節がやってきたのだ!」と両手を挙げて喜ぶときなのです。

うなぎ考察

あつた蓬莱軒へ鰻丼を食べに行ってきました。











鰻は私の大好物、不動の第1位!




鰻には並々ならぬ強い思い入れがあります。




近頃は昔のように手軽に食べられなくなってしまったため、鰻を食べる回数が半減してしまったのがとても残念なところです。




鰻屋さんへ私が行く際は、とにかく2点の事だけを特に気をつけてお邪魔するようにしています。




その1!




鰻屋へは開店と同時にお邪魔するべし!




その2!




ひつまぶしは絶対に注文せず、鰻丼を注文すべし!




その1の理由。




まずはご飯です。




開店当初はその日のスタート時間。間違いなく悪いお店でなければ開店に合わせて炊きたてのご飯を用意してくれているからです。




また名店ならば鰻も前日の残りものなど一切入れる事なく、炭火で焼きたてアツアツの鰻を炊きたてアツアツのご飯にのっけてくれるからです。




次に




その2の理由。




鰻は大きく切ったものでなくては鰻そのものの食感がしっかり味わえない。そのため、ひつまぶしのように細かく切った鰻は私の中では論外なのです。




また、ひつまぶしはお出汁をかけて食べる方法が食べ方の一つに加わります。外をカリカリに焼いてもらった鰻をわざわざお出汁をかけてフヤフヤにする必要などどこにもないからであります。




では、鰻重ではなくてどうして鰻丼を注文しようと考えるのでしょうか?




それはお重は器を温められないけれど(もし温めたとしても冷めやすいのがお重なのです。)、丼は熱湯でしっかり温めると冷めにくいという大きなメリットがあるからであります。




よって、火傷するほどアツい鰻とご飯を食べ終えるまで堪能させてもらえるのです。




今回も安定の素晴らしい美味しさでした。ごちそうさまでした。




私は鰻のメッカである愛知県と岐阜県の境に生まれ育ちましたので、当然関東圏によくある蒸しという作業を加えない関西圏によくある直焼きがやはり好みであります。




しかし関東派の仕上げ方。つまり、蒸しの作業が入る鰻も今までの人生で非常に美味しかったと思えるお店が2店舗だけありました。




それは東京赤羽根にある「川栄」と大阪の「鰻にしはら」です。




この二店舗は蒸した鰻でも素晴らしく美味しかったです。




「鰻にしはら」においては、皮目を焼いていません。(全く皮目に焼いた形跡がないので、おそらくそうだと思います。)が、どうしたことかものすごくこれが美味しいんです。




今も忘れられない鰻屋さんの一つとして記憶しています。




また「川栄」はホロホロ鳥料理と鰻の二本立てのお店です。




まだ娘が東京にいた頃に娘と連れだって足繁く通った事を昨日のように思い出します。




ご参考までに。