松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



菜の花にとまれ

「ちょうちょう、ちょうちょう、菜の葉にとまれ
菜の葉に飽いたら、桜にとまれ
桜の花の、花から花へ
とまれよ遊べ、遊べよとまれ」




童謡の「ちょうちょう」の歌にあるように、菜の花と桜の色を控えめに染め、蝶々の焼印を頂に施しました。








薯蕷製の蒸し菓子がお店に並びました。




春の和菓子は美しいと表現するよりも、可愛いがお似合い。




つくり手である私たちもそれを目指してつくっているような気がしています。

まんきゃー

松屋長春の店頭も桜の花と同じく、満開を迎えています。




きんとんの新作です。








これで完成ではなく、頂にもう一つ薄紅色のきんとんをのせて完成です。




この新作のきんとん。そろそろお店に並びますのでご来店された際にご覧いただけましたらと思います。




話は逸れてしまいますが、私のおばあちゃん(よしこさん)は尾張弁の強い人でした。




よしこさんが桜が咲き誇るころ、私を乳母車にのせて散歩に連れていってくれ、「ゆうちゃん、桜がまんきゃーだよ。綺麗だね。」と優しい声で話しかけてくれた事を思い出しました。




「まんきゃー」とは尾張弁で「満開」の事です。




あの幸せいっぱいだった時の事をこのブログを書きながら思い出しました。




急によしこさんにとっても会いたくなってしまい、センチメンタルな気分の朝です。

頑固一徹

おはようございます。




少し早めの始動となりますが、「そら豆」を模した州浜製の半生菓子をつくりました。








州浜の原材料はお砂糖ときな粉と水飴だけ。








昔からずっと変わることなく伝えられてきた和菓子の中でも特に伝統的なものの一つに数えられます。




調味料や保存料や香料などの添加物がこの世の中に蔓延している中でも、こうして純真無垢な和菓子があってもいいものだと私はそう思っています。




かたくなるのは当たり前、早く腐るのは当たり前。




添加物の効用によって私たちは本来あるべき姿を見失ってしまっているかもしれません。




これからも頑固一徹、伝統的な和菓子の材料だけでつくり続けていきたいと考えています。(着色料だけはどうしても添加しないといけません。着色料以外の添加物はこれからも入れるつもりはございません。)