松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
あかるさ
私の携帯電話のカメラ機能に「ポートレート」なるものがあります。
何なのか全く知らなかったので使ったことは一度もありませんでしたが、使ってみるとこれがまた素晴らしい。


こっそり両親を撮ってみました。自然の表情が撮れて満足です。
両親の写真をこうしてまじまじと眺めてみていましたら、なんだか熱いものが込み上げてきました。
私が松屋長春に戻ってきてからもうすぐ30年が経とうとしています。
思い返してみると、大変な事がいっぱいありました。浮き沈みも数え切れないほどありました。
両親と私の一番の取り柄は「明るさ」であります。
そういった負の要素は全て三人で笑い飛ばしてきました。
「この両親のおかげで私はこれまで頑張って来られたのだ。」
あらためてそう思います。また、二人に対する感謝の念も湧き上がってきます。
娘が松屋長春に戻ってからそろそろ一年。また、結婚して息子が加わってからそろそろ5ヶ月が過ぎようとしています。
仕事場は三人から五人になりましたが、両親と私が長い間築き上げてきた「明るさ」はこれからも絶対に守り続けていきたい最重要項目です。
暗い表情は負を呼び寄せ、ポジティヴな考えまでも失ってしまいます。
私はいつもそう考えています。その考えは両親から自然に教わってきたものです。
私たちはこれからも笑顔を念頭に毎日を送っていく所存です。
ポートレートのおはなしから長々と書いてしまいました。
本日も皆さまを元気いっぱいお出迎えいたします。
ちょうど松屋長春、開店の時間を迎えました。
わらび餅、あん、きな粉
おはようございます。
今朝も「わらび餅」をつくっております。

松屋長春の「わらび餅」は何よりもあんにこだわりがあります。

口溶け喉越しの良さ、爽やかな北海小豆の風味が一番の特徴であります。
脇を固めるのはやはりきな粉でしょう。

きな粉は原料である大豆を炒って、それを粉砕して生成されるのですが、私が特に大切であると思っているのがロースト具合であります。
炒りの強いものはより香ばしく、炒りの弱いものはやはりパンチが足らないと考えます。
程よく香り、主張し過ぎないきな粉を好んで使っています。
わらび餅、あん、きな粉。その三つがバランス良く均整のとれた状態で仕上げるのが理想的であります。
本日も納得の仕上がりとなりました。





