松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



鶴の恩返し

カナブンはコンクリートやアスファルトの上で仰向けになると元に戻れなくなるのかな。




一匹救ってやりました。




喉が渇いていたのか、水浴びさせて蜂蜜を少し吸わせたら元気になりました。




約束だ。鶴のように絶対に恩返ししろよ。




しないと怒るからな。





明るい表通りを

羽二重餅の焼印が「青海波」に変わりました。








「青海波」の図案ではありますが、少しデザインがかわっています。




通常のデザインではないので、そんなところにも注視しながらお召し上がりいただけましたら嬉しいです。




「青海波」は「せいがいは」と読むのですが、私の個人的な感覚では「千海波」と書いて「せんかいは」と読む方がしっくりくるような気がしています。




「万海波」ではなんだかおさまりが悪いよな。やっぱり「千海波」がいい!などとぶつぶつ呟きながら考えたりします。




伝統的な文様であり、昔の人が「青海波」と決めたものなので、私が勝手にそう考えていてもどうにもならない事ではありますが。




色んな事に興味を持ち、色々思い巡らせてみると想像力がどんどん膨らんで、それがとても楽しいことに気づきます。




私は仕事中にもこんな事柄を思案しながら楽しく仕事するようにしています。




何事も気持ちの持ちようです。




人生は明るく楽しい方がいいに決まってます。




今日も張り切っていきましょう!




明るい表通りを笑顔で。鼻歌交じりで。

ひょうたん

「青瓢」




「あおひさご」と読みます。




「ひさご」とは「ひょうたん」のことです。




夏の風物詩の一つですね。




私が小さい頃、今の仕事場はまだ少し大きめの庭でした。




そこで、祖父が「へちま」を育てていました。小さい頃の私は「ひょうたん」と「へちま」の違いがわからなかったのです。




祖父は育てた「へちま」でよくたわしをつくってくれました。よくお風呂で使ったものです。




「ひょうたん」は水筒にはなれど、たわしにはなりません。




いつしか2つの違いがわかるようになりました。




我が家の庭には大きな柏の木もありました。よくその木に登って遊んだものです。




私たち兄弟にとっては楽しい思い出しか残っていない、お気に入りの庭でした。




冒頭に戻ります。本日ご紹介の和菓子は「青ひさご」。








抹茶パウダーではなく、本物の抹茶をたっぷりと投入してつくりました。




ご覧の通り、二層仕立てにしてあります。




どちらも水羊羹と羊羹のちょうど中間くらいの状態でピタっと止めて流し入れました。




冷蔵庫でひんやりさせてからお召し上がりください。