松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
季節の変わり目は和菓子の変わり目
季節の変わり目は和菓子の変わり目。
冬から春へ、春から夏へと季節が変わりますと、和菓子の色や形も変化を遂げます。
ちょうど今、お盆が終わってそんな時期を迎えている頃であります。
夏に隆盛を極めた和菓子たちが徐々に姿を消してゆき、そろそろ秋の和菓子がぽつぽつと顔を見せてまいります。
変わり目とは面白いもので。和菓子の色や形だけでなく、使用する材料までもが変わります。また、同じ材料のものでも涼しくなるに伴って保水性までもが変化します。
季節が出してくれるサインを繊細なアンテナを駆使し、敏感にキャッチしなければなりません。
そして、キャッチして自分なりに解釈した感性をお客様にもしっかりとお伝えしなければなりません。
皆さまと「その」部分でぴったりとシンクロできたらなぁ、そんな風に思っています。
前置きが長くなりました。
黒糖が口に嬉しい季節に突入すると同時に、今年も黒糖を使った葛製の蒸し菓子がお店に並びました。
「宝笹」

この和菓子は私が京都で習ったものです。
ひんやりとした口当たりと、黒糖の優しくありながら主張のある味わいを是非感じていただきたいです。
十五夜
猛暑のあとに長雨に水害。今年の夏も自然の脅威を身近に感じました。
新型コロナウイルスも猛威をふるい続けています。
この先地球はどうなっていくのでしょう。不安ばかりが頭をよぎります。
これからは台風の季節に突入します。
無力な私たちは無災害を祈るより仕方がありません。
そうやってあれこれ思いを巡らせていますと、気付かぬうちに秋が足音をたててやってきました。
今年の中秋の名月は9月21日です。
ちょうどあと1か月と迫ってきました。
十五夜の夜は美しい月が見られたらいいな。
いいことばかりじゃない世の中でも、気持ちの良いような事を考えて心だけは整えていたいものです。
羽二重餅製の生菓子がお店に並びました。

満月にススキの図案でのご提供です。
新調した焼印
羽二重餅の焼印は季節に応じて変化します。
勝手な話ですが、つくり手である父と私の独断と偏見によってチェンジしてゆくので、「○月○日になったらこの焼印にしましょう」などというような特別な決まりはありません。
少し前に新しい焼印を新調しました。
星が二つ並んだ焼印です。

もちろん初。
ご案内が遅くなってしまいとても心苦しいのですが、おそらく明後日までの販売となります。
当日販売分は当然ございます。また、ご予約の空きも少しだけではありますが残っております。
ご購入ご希望のお客様がいらっしゃいましたら、お電話にてお問い合わせくださいますようお願いをいたします。
当店電話番号0587-32-0253




