松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



季節感

おはようございます。




昨日、一昨日と二日間お休みを頂戴しておりました。




昨日の巻貝の件で全身筋肉痛です。娘たちも私と同じように、腿の後ろ側や背中や腰などが痛くてたまらないようです。




これで身体が整ったなどとは到底言えませんが、おかげさまで心の洗浄は綺麗にできたと思います。




今週も営業スタートとなりました。




変わらずお付き合いいただけましたら嬉しいです。




羽二重餅の焼印が「巻水」から「もみじ」へとかわりました。








丹波大納言小豆の粒あんと純白の羽二重餅という至ってシンプルな取り合わせの和菓子ではありますが、こうして焼印を施すことによって季節感を表現しています。




それが、つくり手である私たちの一番気に入っているところです。

巻貝

次女とはなかなか休みの日が合いませんが、長女と三女はいつものように休みの日を共に過ごすことが多いです。




今日はお昼ごはんを三人で食べに行ったあと、木曽川へ行ってきました。








川へ分け入り、巻貝を一心不乱にとります。




実はこの巻貝、私が飼っているフグのごはんなのです。








ひとまずたくさんとれて一安心です。




娘三人とも二十歳をこえました。そんな彼女たちですが、




「行こうか?」




そう聞くと




「はーい、行く行く!」




と、気持ちの良い返事が返ってきます。




旅行も休日もいまだに付き合ってくれます。




とてもありがたい事ですし、幸せに思わなければなりません。








今日もありがとうございました。




ナチュラル

京都での修行中、祖父と祖母が相次いで亡くなりました。




自分が修行を終えて松屋長春に戻ってきたら、当たり前のように祖父母とも一緒に三世代で仕事ができるのだと思っていたのに。。




私にとっては青天の霹靂でありました。




この度、長女あづきが松屋長春へ戻り、私の両親も元気に現役で仕事を続けています。




松屋長春初の三代揃っての仕事をしているところです。




親子三代で仕事を一緒にできるのはとても幸せな事だとあらためて、そう感じています。




自分が家に戻ってきた頃の事を思い出すと、なんにも出来やしないのに気分だけ、気持ちだけ立派だったなぁなんてとても恥ずかしい気持ちになります。




いっちょまえの威張っているだけの男。ものすごく情けなく思います。いつまでも謙虚な気持ちを忘れてはいけません。




私は三人の娘の父親ではありますが、父と母の息子でもあります。




両親を見上げてみると、いつまでたっても追いつけないほど立派で、娘たちを近くで見ていると、私よりもずっと大人で素晴らしいところがたくさんある事に気付かされます。




なんなんだ!自分は。




不安に襲われる時もありますし、プレッシャーに押しつぶされそうになった事も一度や二度ではありません。




自分自身を俯瞰的に見つめてみますと、立派だと威張れるところが全く見いだせなくてとても恥ずかしい気持ちでいっぱいになります。




が、同時に自分は自分なりに。




このまんま。




ありのままでいいのだと思える自身も混在しています。




先日、海で撮ったこの写真はへんな力が思いっきり抜けた自分であります。








これでいいのかな。うん、これでいい。




自分らしく生きたらええ!




この先も自分だけの、自分しか出せない「良さ」をナチュラルに発揮するとします。