松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



かぼちゃととうちゃん

10月31日。

ハロウィンが迫ってきています。

ギリギリのタイミングでやっと今年もかぼちゃあんを使ったパンプキン羽二重餅をつくりました。

当然のことですが、10月31日までの販売です。



写真を撮るタイミングで奥に父が座っていたので菓子と一緒に父も写してみました。

題「かぼちゃととうちゃん」です。

下を向いて考え事をしていたのかどうかわかりませんが、うたた寝をしていたわけではありません。

今日も平和主義のかたまりのようなこの世界一優しい父と一緒に仕事です。

さ、頑張ってまいりましょう。

山の景色

「そろそろ山の景色はこんな感じになっているのだろうか。」



錦秋の色、赤黄緑のトライアングルで山の景色を表現しました。

紅葉のメカニズムは温度と日光に大きく関係しているようで、昼夜の寒暖差が大きいこと、そして空気が澄んで葉にしっかりと日光が当たることが綺麗な紅葉になる一番大切な条件だそうです。

現在の空気が昔ほど綺麗ではないだろうことを考えると、やはり澄んだ空気に包まれた昔は今よりも美しい山の景色であったでしょう。

閃きから発明が生まれ、インフラ整備がどんどん進んで暮らしやすさを手に入れた私たちですが、やはり失ってきたものも少なくないはずです。

素晴らしい自然の美しさを後世に残していくことも、今生きる私たちの大切な役割であると考えます。

もろこし

もろこしってご存知ですか?

イネ科の一年草で「たかきび」などと呼ばれる植物です。その実を粉にしたものがもろこし粉となります。

もろこし粉を使用して羽二重餅製の和菓子をお店に並べました。



もろこし粉はベージュのような色合いが特徴で、保水力がとても際立っています。

この「たかきび」は収穫が今の時期に重なるところから、豊作をお祝いする意味合いも込めて、この時期にこの和菓子をつくることにしています。

シックな色合いと羽二重餅よりも少し歯切れのよい食感が特徴のこの和菓子。

まずは鹿の焼印を施してのご提供となります。