松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



栗あん、完成です

おはようございます。

昨日の栗あんが仕上がるまで、後編です。

松屋長春では機械の手を借りるのはあんを練るところと、羽二重餅などを練るミキサーのみで、それ以外は全て手作業で頑張っています。

機械を使うと作業も早く、超がつくほど時間の短縮もできて素晴らしいところが多々あるとは思いますが、心を込めて取り組む手作業はやはり、お客様のお手元までその温もりが伝わることと私は考えています。

あんを包む機械は一寸の狂いもなく何個つくっても同じ形のものが出来上がりますが、どこか面白みがなく少し寂しい気持ちになるのは私だけでは無いはずです。

決して効率的ではない手づくりにこだわりを持っているのはそんな考えからきているものでありますし、これから先もこの信念は曲げるつもりもありません。

マシンを多投して経営をされるお店が現在は非常に多いです。お店の特徴をしっかり出すにはやはり手づくりに敵うものはないと私は信じてやみません。

前置きが長くなりましたが、栗あんの続きを。



蒸し上げて二つに割った栗をこうして木ベラで掻き出します。

全て掻き出した後、これをふるいで全て通します。この時、一緒に掻き出してしまった鬼皮や渋皮を丁寧に取り除きます。この作業が非常に大切であると思います。鬼皮や渋皮が口に入ると非常に違和感が残るためであります。



ふるいで通し終えた蒸し栗を砂糖と合わせて練り上げていきます。



ここだけは機械の手を借りることとなります。

自分自身で練り上げてもいいのですが、時間がどれだけあっても足らなくなってしまいますし、和菓子をつくる時間までも無くなってしまいます。

こうして考えてみますと、あんを練る機械がなかった祖父の時代。聞くところによると、寝る時間を惜しんで仕事をしていたそうです。

尊敬の念しかありません。

話が横道に逸れてしまいましたが、栗あん完成です。



先日の台風で栗の収穫に不安が残りますが、今年の栗は抜群に良さそうです。

お楽しみに。

むすんでひらいて

おはようございます。

今週も引き続きお付き合いくださいませ。

休み明けはいつもより特に朝がせわしないです。

朝一番で釜に火をつけ、豆を煮はじめます。そしてお店に並べる和菓子の準備に取り掛かります。

蒸しものが全て終わったら、ここでやっと一息。

それから朝食を食べて、本日は栗きんとんのあんを用意しているところです。



生栗を蒸し、蒸し上がったら半分に切って開きます。



その後の工程はこれから始まりますので、また明日にでもご紹介できればと思います。

今日は蒸して開いて。

そこまでのおはなしでした。

私と三女

「寝ぼける」

最近の私は寝ぼける事はさすがになくなりましたが、小さな頃はよく寝ぼけていたようで。

父の話では真夜中にバッと飛び起きてランドセルを担いで学校に行こうとしたのが一番びっくりしたそうです。

寝相の悪さは今でもピカイチ。三女も私と同じように寝相が悪くバタバタとよく動きます。

ついこの間、三女がトンデモナイ寝ぼけをやらかしました。



私たちが寝る寝室の写真です。

左がクローゼット、右の部屋がリビング、奥の明るいところが玄関です。

夜中の1時半ごろにクローゼットをガラガラ~と派手に開ける音に私は目覚めたのですが、三女は寝ぼけてトイレの扉と間違えてクローゼットを開けたようです。

びっくりしたんですが、そのままトイレに向かったので安心していたところ、その次にこちらへ戻る事なく玄関をガチャっと開けて出ていくではないですか。

思わず「おいおい!どこへ行くんだ?」と肩に手をやり声をかけたところでやっと我に帰り、再び一緒に寝室に戻った次第です。

三女は19歳、そろそろ20歳になるのですが、そんな年頃でも寝ぼけるってあるんだなぁと翌日に家族みんなで笑ったところです。

寝ぼけに寝相の悪さ。

そんなところが私にそっくりな三女です。