松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



若竹と笹葉

先日ご紹介しました「竹流し」です。



若竹と笹葉の香りが流し入れた水ようかんにそこはかとなく移り、プレーンの水ようかんとはまた違った趣ある味わいとなっています。

松屋長春の和菓子は全て余分な香料や添加物は使用しておりません。

元来自然が持ち合わせる素晴らしい素材そのものの力を少しだけ借りる事によって、主張し過ぎない抑えの効いた和菓子たちに仕上がっていると思います。

飽きのこないものとは、決して出過ぎる事のない極々シンプルで簡潔なものだと考えています。

レモンのスノードーム

少し前にレモン羊羹をご紹介しました。

レモンの清涼感や透明感は他のどの果実にも真似ができない唯一無二のものであります。

松屋長春では気温が高くなるにつれ、何種類かのレモンを使った和菓子をお店に並べるようになります。

今回ご紹介いたしますのは、レモンを使った和菓子の第二弾です。



淡雪とレモン羹の取り合わせです。

レモンの皮と果汁をしっかりと取り入れ、レモンそのものの良さを充分に詰め込みました。

スノードームってご存知ですか?

まん丸の水晶ケースの中に景色を配して、それを振ってかき混ぜると雪が舞い降りる仕組みになったものです。

綺麗ですよね。最近見かけなくなりましたよね。

「レモンのスノードーム」

この和菓子をつくっていて、そんな風に形容したくなりました。

無重力空間

アメリカのミュージシャンでメイヤーホーソーンという人がいます。

白人なのですが、ソウルの中でも特にフィリーソウル(1970年代に大流行したフィラデルフィア発のダンスミュージック)を深く愛し、彼なりの解釈で昔流行ったフィリーソウルなどのソウルミュージックを現代にマッチするように作曲をする人であります。

それがブラックミュージックが大好きな私の感性にぴったりと合うんです。



彼は今まで個人名義のアルバムを4枚ドロップしています。

どの曲もステキで、彼のファルセットも心地よく、感覚としては無重力空間をフワフワと浮遊しているような気持ち良さに包まれます。

時にはオージェイズ、時にはダイアナロス&シュープリムス、時にはサム&デイヴのようにも聴こえるサウンドは現代のディスコミュージックと形容してもよいのではないかと思っています。



メイヤーホーソーンは2枚目の写真、「タキシード」という別名義のグループも組んでいますが、こちらは個人名義の曲よりももう少し軽いタッチのディスコサウンドを聴かせてくれます。

私は料理をする時やドライブのお供によく聴きます。

ダンサンブルな音楽がお好みの方、メイヤーホーソーンを特にお勧めいたします。