松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
エッジ
「梅一輪」そう名付けました。
昨日から販売を開始しております。
紅を奥に控え、純白を際立たせることにしました。
和菓子と一括りに申しましても材料も違えば製法もそれぞれ異なります。当然でありますが、特徴が各々違ってきます。
本日ご紹介の「こなし」という生地の和菓子の素晴らしい特性は、自分がイメージしたままの形に成型できるところです。
こなしの生地を紅白に染め上げ、麺棒で均等な厚さにのばして千筋の木型で線を付け、切り分けてから梅一輪をあしらい二つ折りにしてあります。
非常にエッジの効いた和菓子となっています。
「こなし」はこのようなところが一番の売りであり、お客様に魅せたいところでもあります。
キラキラ
「春の海」
そう銘打ってお店に並べました。
寒々しい冬とは違い、あたたかい春の海のキラキラした様子を表現したつもりです。
この蒸し菓子の表面には実際にキラキラがあしらわれているのですが、写真ではそれがなかなか上手にあらわれないものです。
実際に手にとって直接ご覧いただきたい。そんな和菓子です。
パソコンの机の引き出しを漁っていたら、むかしの写真が出てきました。
近頃、本当に釣りに行かなくなってしまいました。命をかけるほど没頭していたのに。
釣り上げたクロダイを幸せそうに持ち上げる当時の自分に出会って、久しぶりに海に身を預けたくなってきました。
原料産地証明書
おはようございます。
本日も桜餅をつくっております。
桜餅に使用する桜葉はもちろん純国産であります。
何年も前から桜葉に限らず純国産の多くの材料は非常に高価になってきてしまいました。
そのような理由から桜葉も外国産がたくさん市場に出回るようになってきています。
私はいつもお客様へのご案内はこのブログの文章だけとしてまいりましたが、書類を提示することによって、今まで以上にご信頼いただきたいという考えを持つようになりました。
長きに渡ってお客様との信頼関係を築いてきたという強い自負はあれど、それをより強いものとしたいです。
問い合わせてみたところ桜葉の原料産地証明書を取り寄せることができましたので、ここにご案内いたします。
これからも折ある毎にこうしてお客様にご案内していこうと思っております。