松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
霜月
霜月も三分の一過ぎました。
流石に11月になると日中も寒いですよね。特に朝晩は震えるほど気温が低くなってきています。
地球温暖化だとか暖冬だとか言われ始めて随分月日が経つように思いますが、こうして寒さを肌で感じるようになりますと「本当にそうなのだろうか」などと疑ってしまいます。
四季がはっきりとある日本。やはりメリハリがあっていいものだとあらためて思う今日この頃。
木々が赤く、黄色く色づき始めました。昨日、山へ出かけ現認してきましたので間違いない情報であります。笑
前置きが長くなりました。
羽二重餅の焼印が「霜」に変わっております。これは今の時期に使う焼印でありますので、あくまでも「雪」ではなく「霜」としてご解釈くださいね。

私を突き動かす原動力
ごぼうをたくさん買ったので、飛騨牛の切り落としを使ってすき焼きをつくりました。


ふと、「娘たちのお弁当に入れたら喜んでくれるだろあなぁ」と咄嗟に考えてしまいました。
7年間毎日欠かさずお弁当づくりに励んでいたのは、もう6年以上も前のこと。でも、いまだにそんな事がいつも頭に浮かんでしまうのです。性分ですかね。
父親がつくる料理やお弁当というのはいけません。どうしても茶色主体の色鮮やかではないものが多くなります。一応ミニトマトやブロッコリーや卵焼きを入れたりして、自分なりに可愛く仕上げるつもりで赤緑黄色を取り込むのですが。。。
3人の娘たちはよく「パパのお弁当、茶色が多くて恥ずかしい。」と言っていました。
この言葉を聞くとやっぱりショックでした。
友達と机を囲んでからパッとお弁当箱を開けると見栄え的にみんなよりも見劣りが顕著だったのでしょう。
ショックを受けると同時に申し訳気持ちでいっぱいになったものです。
それでも、「周りの子たちは冷凍食品が多かったりするけど、パパのは全部手作り。それもいつも最高に美味しい。」とも言ってくれました。
その言葉が私を突き動かす原動力となったのです。
このごぼうのすき焼き、次女と三女には食べさせてはやれなかったのですが、長女は夜ご飯として一緒に食べる事ができました。
うん、我ながら美味しい。
娘たちよ、茶色が最高だよな。パパはやっぱり茶色がお似合いのようです。笑
ミーハー
豚のバラ肉の薄切りをクルクルと丸めてカツにする。

普通のとんかつも超がつくほどご馳走でありますが、このクルクルかつも柔らかくてたまらない。


随分昔のことになりますが、名古屋に「キムカツ」という名の超人気店ができました。
ミーハーな私。できてからすぐ食べに行ったのですが、「キムカツ」の代表的なかつは「ミルフィーユかつ」と呼ばれる薄切りの豚肉を重ねて揚げたものでした。(ものすごく並びました。たぶん1時間ほど。)
今回の我が家のかつは「キムカツ」から着想してつくったものです。私、よくこの「ミルフィーユかつ」をつくるんですよね〜。
歯が弱い人にも優しいメニューです。笑
また別の日には久しぶりに里芋を茹でて、生姜だまりで食べました。秋の味覚、昔から続く我が家の定番。こちらもたまらないなぁ。

食欲の秋。食欲が止まらない。
ロマンティックも止まらない(昔流行ったCCBの名曲。笑)




