松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
藤の花、満開
昨日の夜、名古屋まで出かけました。
気の置けない友人と二人飲みするために。
彼とは十年以上の付き合いでして。

私自身が心を開けられる、いつもフラットな気持ちでいられる私の大事な友達なんです。
たくさん飲みました。何とか無事に帰られるくらいのところで。笑
彼と会う前、ミッドランドスクエアの長いエスカレーターを登っていたところ、上の階から若い女性とお父さんが降りてこられました。
それはそれは仲良さそうに話しているお二人の姿が、ふと目に留まったのです。もしかしたら凝視してしまっていたかもしれません。ごめんなさい。
私の娘たちは三人とも全員が結婚し、私と娘たち4人組でも、彼女たちそれぞれ一人ずつ一緒にでも、どちらも出かける機会がめっきり少なくなってしまいました。
そんな私にとって、あの光景がとても羨ましく映ってしまったのです。
「いいな。」
少しだけセンチメンタルな気持ちになった私です。
エスカレーターは、ただの移動手段なのに、時々こうして心の階段まで動かしてしまう装置のよう。
そんな風に感じてしまいました。

前置きが長くなりました。
本日ご紹介いたしますのは羽二重餅製の和菓子。

藤の花満開でのご用意です。
そろそろ藤の花も、この和菓子のように満開を迎えることでしょう。
あの美しい花房たちが今年も咲き誇ってくれるのを今からとても楽しみに待つ私です。




