松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
はなふさ
桜が舞い散り、青々とした葉桜が桜並木を覆う季節となりました。
これからは蒼い空に映える藤が隆盛を極める頃であります。
本日ご紹介するのは、練り皮製の和菓子「はなふさ」。

たわわに実ると表現してもよいほどの花房を携えた藤の花を表現しております。
話は大きく変わりますが、私はここ最近ずっと心を痛めています。
皆様も同じ思いではないでしょうか。京都府南丹市で起きた、あの事件のことです。
子供というのは絶対的に無力です。
子供の幸せというものは、親が大きく左右するものだと思います。
片親となって十年以上が経ちました。当時、一番下の娘はまだ中学一年生でした。
娘たち三人が「不憫」であってはならないと、家族全員が笑っていられるようにと、必死に考え努力してきたつもりです。
子供を授かったすべての人間には、子供を幸せにする責任が伴います。
無力なあの子が亡くなってしまったことが、残念でなりません。
どうにかならなかったのだろうか。少しでも何かのタイミングが変わっていたら。。
色々と思い巡らせてしまいます。
近頃にないほどの強烈な悲しみが、私の中で渦巻いております。




