松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



涼やかなる風を

暑い夏日が続いております。特に今朝は早くから猛烈な暑さを感じます。




クーラーが無かったらどんなに辛いだろう?




震災に遭われた方々のことを思うたび、心が強く痛みます。




もし神様がいるとしたら、神様は、どうしてこのような辛過ぎる試練を与えるのでしょう?よりによって、この猛烈な暑さの中でなくてもいいのに。台風が多く発生するこの時期でなくてもいいのに。そんな考えをどうしても持ってしまいます。




せめて、この酷暑や猛暑が少しでも和らぎ、被災された皆様がほんの少しでも過ごしやすくなりますように。




私は和菓子をつくり続け、こうして毎日、思うことをつらつらと書き記し、皆様にお届けしております。




和菓子は人を救うことはできないかもしれません。けれど、一つの甘味がほんのひとときどなたかの心を和らげ、この拙い文章が誰かの心に静かに寄り添うことができたなら、それだけで十分だと思っています。




本日は特に涼やかなる和菓子をご紹介いたします。




気持ちの良い風をつくりだす「団扇(うちわ)」をつくりました。








頬をそっとくすぐるような、やさしい涼風が皆様のもとへ届きましたら嬉しく思います。




今日も遠くから被災地の皆様のご無事と、一日も早い穏やかな日々が戻ることを心よりお祈りしております。