松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
わたしが世界で最も愛する景色
わたしが世界で最も愛する景色。
私の住むまち、稲沢市でも、ところどころで稲刈りが始まりました。
若かりし頃に比べれば、随分と少なくなってしまった田んぼたち。
それでもまだ、こうして美しい稲の姿を見せてくれています。
稲が高く育った今の季節は、田んぼの中にいるシラサギの姿を見つけるのも、なかなか難しくなってきました。
それでも、夕刻になると巣へ戻っていく習性は変わりません。
たそがれどきに空を見遣れば、必ずどこかで彼女たちが羽ばたいています。
「ギャー」という、あの可憐な姿からは想像もつかない鳴き声を携えて。笑
田んぼ=稲=シラサギ。
私にとっては、これが稲沢の原風景です。
できることなら、この先いつかコウノトリも稲沢の空まで飛んできてくれたらいいな。
そんなことを、ふと思います。
稲沢市という名前の由来は、稲や田んぼとは関係ありません。
それなのに「稲」という文字が入っているせいか、まるでこの土地が稲や田んぼとともに歩んできたことを、そのまま名前に残しているようにも感じます。
これからも、どうにかたくさんの田んぼが残っていってほしい。
この景色を、次の世代にも見せてあげたい。
私は、切に願っております。


わたしが世界で最も愛する景色。




