松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



七転八起

「七転び八起き」という言葉があります。

「七度転んでも力強く八度起き上がればよい」

そう三線奏者の登川誠仁が三線の落ち着いた音色にのせて歌っています。



私はほんの数年前までストレスから体調もずっと優れず、めまいから一年半くらい立ち上がる事もできず、ついには左耳も聴こえなくなってしまいました。

これこそ人生のどん底でした。これ以上のどん底は私の人生ではなかった事です。

さすがにもう転びたくないな。それが私の本心です。

転んで膝を擦り剥くのも正直なところもう嫌であります。

登川誠仁さんはなんといいますか、自由気ままで非常に明るい性格の人です。(もうお亡くなりになっておられますが)

人生を楽観的に捉えていらっしゃるような感じがします。(登川さんは登川さんでご苦労もたくさんあったのでしょうが)

また全てが自然体で、どなたに対しても同じ構えであります。

これがすごいなぁと感心するところなのです。

それはまさしく私の目指すところなのです。

登川さんは違う曲でこうも歌っています。

「人の善し悪しは後でわかる」

とても深い言葉です。

私にもまだ人生少し残っています。

後で「善し」と人に言ってもらえるような人間でありたい。また、自分に対しても「良し!」そう褒めてあげられる事ができるような生き方を選んで進みたい。そう思っています。

登川誠仁さんのおかげで考え方が少し変わりました。

ゆったり構えて自然体。

人生半分を軽くこえました。

明るく楽しくいきたいものです。

イメージの羅列

入道雲、水遊び

セミの声、かき氷

夕立、ひまわり

高校野球、プール

かぶとむし、麦わら帽子

ランニングシャツとももひきのおじさん

きゅうりと茄子とトマト

花火、盆踊り

冷やし中華、麦茶

帰省、虫刺されにはムヒ

扇風機、うちわ

キンチョーの夏

パラソル、ゆかた

キンカン塗ってまた塗って



そして「すいか」

気が早いようですが

秋の七草は春の七草とは違い、食べられないものがほとんどであります。

なぜ、春は全て食べられるものをチョイスして秋はそうでなかったのでしょう。

物知りでない私には知る由もありません。

秋の七草には、葛、女郎花、桔梗、撫子、萩、ススキ、フジバカマがあります。

本日ご紹介の和菓子はその中の一つである「キキョウ」です。



ひんやり、モチモチが特徴の外郎製の生地を纏い、中には備中白小豆こしあんを使用しました。

秋の七草なので気が早いようですが、先日ご紹介しました「河原撫子」と同じく、盛期がとても長い花として知られています。

なので秋の声を聞くその前に、この和菓子をドロップした訳なのであります。

桔梗の花は花屋さんでよく見かけるような気がしています。これは西洋由来の桔梗なのでしょうか。

調べてみたところ、自生している天然の桔梗は現在、絶滅危惧種となっているようです。

なので、山野に自生して咲く桔梗の花はあまり見られなくなったという事なのでしょう。

この先、気候変動や大気汚染や開発などの影響によって動物や植物の多くは絶滅へと進んでしまうのでしょうか。心配でなりません。

なんとか歯止めをかけ、昔のような穏やかな世の中になっていって欲しいと願うばかりです。

調べを進めてみますとこの桔梗、市の花として登録されている箇所が各地にあるようですね。

近いところではわが町の隣の市である一宮市、そして、隣の県では山県市、瑞浪市、土岐市、多治見市、掛川市、名張市などもこの「桔梗」を登録しているようです。

ほとんどがこの中部地区に集中しているようです。

昔にタイムスリップしてみると、桔梗が咲き乱れる景色があたり一面に広がっていたのかもしれません。

人間は自然と共存しなければ生きていけないのです。

あらためて考え直す時がやってきているのです。