松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
ごぼう
毎年12月30日から1月いっぱいまで販売する「花びら餅」に使うごぼうを仕込みました。
土付きごぼうをしっかり洗い、長さを合わせて切り分けます。


時間をかけてアクを取りながら茹でて、もう一度水洗いします。
再度しっかり本茹でをし、「花びら餅」に使う大きさに切り分け、今度は糖蜜に漬け込みます。


ざっとこんな流れでごぼうは仕上げるのです。
これから一か月近く、冷蔵庫の中でじんわりと真ん中まで糖蜜が浸透するのを待ちましょう。
出来合いの缶詰が多く販売されていますが、一から手間暇かけてつくったものはやはり嘘をつきません。
素晴らしい出来栄えとなりました。
「花びら餅」の販売スタートまで残すところあと1カ月あまり。
お楽しみにしていただけましたら嬉しく思います。
追記ですが、12月30日と31日はジェイアール名古屋タカシマヤにてお正月の生菓子詰め合わせと、この「花びら餅」の特別販売が今年も決まっております。
事前のご予約も可能であると思います。
ご予約ご希望のお客様におかれましては直接ジェイアール名古屋タカシマヤまでお申し込みくださいませ。
笑って笑って福来たる
昨日の朝ごはんとして食べた味噌煮込みうどん。

私は朝からガッツリごはんを食べます。
まいにちの私の元気のもとなのです。
お昼ごはんは豚肉のニラもやし炒め。

全部自作自演です。笑
ちなみに夜ごはんはケンタッキーフライドチキンでした。
仕事も忙しいのでちょうどいい塩梅です。
昨日は私の51回目の誕生日でした。
特別感は全くないものの、ホッとする安心感というものがありました。
私の誕生日は毎年それでいいと思っています。たとえ誕生日でなくともそんな毎日があればそれでいいと思っています。
父がボケて、母が林家パー子のように大きく笑って、息子がニコッと優しく笑っていて、娘たち三人がキャッキャと騒いでいる。
きらびやかな毎日を送る人生は他人から見てみるととても羨ましく目に映るものですが、実際にはささやかなながらでもいつもの安心できる毎日が近くにある事の方が一番の幸せなのではないかと、ふとそう誕生日の朝に思ったのです。
普通の生活の中にあるいつも近くにある顔たち。あくせく働きながらも楽しくおだやかな時間。
毎日朝から晩まで顔を突き合わせて仕事していますが、いつまでたっても飽きません。
味噌煮込みうどんを食べながら「うん、いい誕生日だ!」とあらためて感じました。
これから明日も明後日もこんな朝がやってきたら幸せ。満足。
仲良しの秘訣って色々あるだろうけど、家族それぞれがたくさん考えてたくさん努力してるんです。たぶん。
みんなありがとう。これからも変わらず仲良くやっていきましょう。
「笑って笑って福来たる」
うちはそんな家族のような気がします。
見て見ぬふりをする
一枚目の写真、何かわからないですよね?

カステラなんです。
久しぶりに大きな失敗をしました。
カステラを焼いたのですが、上蓋の鉄板を被せるのを忘れてしまっていて上面が丸焦げになってしまったのです。
クンクンと香ばしい匂いが仕事場に漂ってきた頃には時すでに遅し。
蒸し焼きにならず、直焼きです。笑
用意した卵たちも全部無駄に、準備から仕上げまで2時間半も全て徒労に終わりました。

トホホです。
全国の和菓子屋さんを探しても失敗を笑って堂々と公表するのは私だけではないでしょうか。
私はいいところばかりではなく、負の部分も平気で開けっぴろげにいたします。
友達付き合いでも同じような構えでいつもいるつもりです。
心の中は悔しくて悔しくてたまらんのですが。。。
誰のせいでもありゃしない~♪みんなおいらが悪いのさ~♬です。(古すぎてわかりませんよね。)
「弘法も筆の誤り」という言葉がありますが、私は弘法様のような立派な人間ではありませんし、完璧に何もかもできるような、そんな人間でもありません。
どちらかと言えばサザエさんのようなおっちょこちょいな人間であります。
今日の収穫が一つありました。
失敗がわかった時の家族の目がめちゃくちゃ面白かったんです。
あの場の雰囲気が何とも言えなくて笑いをこらえるのに必死になってしまうほどに。笑
失敗してオロオロしている私を近くで見ているのに、全員が見ていないような素振りをした事がものすごく笑えたのです。
「見て見ぬふりをする」とはああいう事を言うんだな。
たまには失敗もいいってもんです。
フッガッふっふ。(これも古いか。笑)




