松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



花束を君に

毎年母の日にもつくる「ありがとう」と銘打ったこなし製の和菓子。




今年は仕事に押され、ギリギリにしかつくることができませんでした。




本日、明日、明後日と3日間だけの販売となります。




「いつもありがとう」の気持ちを込めて和菓子の花束のプレゼント、いかがでしょうか。




白と緑の二層仕立てのこなし、きんとんの花束、そしてキラキラした銀粉を散らして完成です。
















ものすごく手間のかかる和菓子です。目が充血するほど集中してつくっております。笑

レトロなデザインの焼印で

海で育った鮎の子供たちが、川をのぼる季節となりました。




私の住むこの土地は、近くに木曽三川が流れています。




木曽川、長良川、揖斐川、そのどの川にも鮎が遡上するのですが、先日新聞の記事に「稚鮎の群れはすでに郡上まで達したものもいる。間違いない。」と書かれていました。




長良川河口堰など、堰が多く造られてしまった木曽三川ですが、遡上しにくいにもかかわらず昨年、今年と非常に遡上量が多いと聞いています。




川鵜の被害が甚大だと聞かれる昨今でありますが、順調に苔を食んで大きくなっていって欲しいものです。




本題です。




ふわふわの羽二重餅でこさえた「清流」が販売開始となりました。




レトロなデザインの鮎の焼印、瓢型でのご提案となります。





これからの季節にぴったりの色合いで

ゴールデンウィークあたりを境に「羽二重巻」のあんの色が薄紅色から若緑色へとかわりました。












薄紅色のあんは毎年秋の紅葉の時期からお正月、そして桜や藤の時期を経るまで長期に渡って使い続けます。




しかし、若葉が目に優しいこの頃合いよりこのあんの色へと変化させるのです。




焼印で季節感を表現する「羽二重餅」、あんの色で季節感を表現する「羽二重巻」。




90年という長い年月を重ねてきて、現在のこのようなかたちに確立されました。




初夏の色合い。この時期からの肌感にぴったりの色合いだと我ながら納得しています。