松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



王様

本日は和菓子のご紹介がないので、松屋長春で使っている小豆のお話をさせてください。








写真は丹波春日大納言小豆。




丹波大納言小豆の中でも「春日」と付くのは限定された区域でしかつくられない非常に希少価値の高いものです。




いわゆる小豆の中の王様。




こんな素晴らしい小豆を年間通してずっと使い続けている事が私の誇りでもあります。

節目の年

松屋長春は今年の11月で創業90周年を迎えます。




毎年なにかをするわけではなく節目のときに「ああ、今年も無事に迎えられた」と家族間で話すだけにとどまるだけでありますが、10年を区切りにお客様への感謝の意を込めて大きなイベントをしております。




一日限りではありますが、お店でご用意した全ての商品を半額でご提供するのです。




金券をバックするなどの小細工は一切せず、いつも並べている商品を全部半額で販売いたします。




このイベントは70周年の時からスタートしました。(70周年と80周年は二日間催しましたが、ありがたいことにものすごく多くのお客様にご来店いただき、家族スタッフ共々全員が死にそうになったので今回の90周年は一日限りとさせていただきますね。)




90周年も今までと変わらず盛大にやってやろうと考えています。








静と動

本日は国府宮神社にて三月の茶会が催されます。




そちらでお使いいただきます茶席菓子がやっと完成したところです。




桜の花びらが川面に舞い落ち、その花たちが絨毯のようになって川を流れる情景を「花筏(はないかだ)」と呼ぶのですが、その姿をこの軽羹製の和菓子に落とし込みました。




「静」である和菓子に動きのある「動」を投影させる。




そんな自然美を「静」と「動」で表現できる仕事に就かせてもらっている事に喜びを感じます。







本日ご紹介の茶席菓子は松屋長春の店頭でも販売いたします。気になられた方はお早めにご来店くださいね。本日だけの販売なので。