松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



干菓子2種

昨日に引き続き、藤をイメージしてつくった和菓子をご紹介いたします。




桜本番近しいこの時期ですが、先取りのものもご用意しなければなりません。




紫、白、緑の三色が色鮮やかな白雪糕(はくせつこう)です。




桜は桜花が散ったすぐ後に葉が芽吹きます。しかし、藤は葉が生い茂ってから藤の花がたわわに実ります。




そんな意味合いでこの配色となっております。








そしてもう一種。




こちらはちょうど今からもう少し先までが最盛期を迎える「わらび」をきな粉の香り高き州浜製でご用意しました。








店頭のショーケース上に並べて販売しております。見つけてくださいね。

上出来

この和菓子についてご紹介する時にいつも書いていますが、もう一回しっかり書いておきますね。




村雨とは強く降ってすぐ止む雨の事を言います。




「群れた雨」が意味するのは強い雨でありますが、いつしか「群雨(むれあめ)」が「村雨(むらさめ)」へと変化したと考えられます。




どうしてこの和菓子の生地が「村雨」となったかと言いますと。




私の個人的な予想ですが、そぼろ状になった細かい粒を強い雨に例えたのだと考えています。




本日ご紹介しますのは、藤の花をイメージした村雨製の和菓子。




自分で言うのもなんですが、ものすごく上手にできました。





ローガン

年齢を重ねると目の調節力が低下し、特に近くのものを見ることが難しくなってきます。




その症状のことを「老眼」と言います。(誰でも知ってるか。笑)




友人たちが携帯電話など近くのものを見にくそうに覗いてみるのを見ていると、その姿がとても滑稽で笑いが込み上げてきます。




そう、笑いが込み上げている自分も。はい!キョーレツな「老眼」であります。




「同じ穴の狢」とはこの事を言うのでしょうか。




本日ご紹介はふわふわの羽二重餅製、桜の焼印を施したものとなっています。




いつからか、焼印を押す際に私はメガネを外さないと押せないような目となってしまいました。








焼印の作業をもしご覧になったらどうぞ腹を抱えて笑ってやってください。




「ローガン」で思い出しました。




東南アジアには「ロンガン」というフルーツがあります。漢字では「龍眼」と書くのですが、そのフルーツはライチのような香りのする甘〜い味がして最高に美味しいんです。




ああ、ソレを久しぶりに食べたくなりました。




「ロージン」は「ローガン」なので「ロンガン」を剥く時は必ずメガネ外してくださいね。(お前もな。笑)