松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



秋の色

木の葉も色づきはじめる頃となってまいりました。

若い方にはあまり馴染みが無いかもしれませんが、この季節になると私は五輪真弓さんの恋人よという曲を毎年思い出します。

メロディーが晩秋から冬にかけてのうら寂しい様子を上手に表現していて、この曲を聴くとああ 今年もこれから冬になっていくのだなぁと実感するのです。

聴かれた事の無い方は是非一度聴いてみて下さい。名曲だと私は思います。

本日は秋の和菓子をご紹介いたします。



秋の色。

木の葉の色づく様を表現した軽羹製の蒸菓子です。

中は丹波春日大納言小豆の粒あん。

木々の紅葉は春の花たちの華やかさとはまた違った情景を私たちに見せてくれます。

私の一番大好きな秋。

今年も紅葉狩りに出かけようと思っております。