松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
まいった
我が家から一番近所の和菓子屋さん。
「菓子亀」
いつもとても仲良くしてくれている友人です。
彼とは小中高も同じ。東京の和菓子の勉強先まで同じ。
年齢も一つ違いで、昔からの腐れ縁であります。
私はいつも彼の事をとても尊敬しています。
彼の非常に穏やかな性格が好きでたまらないのです。
今日、釣ってきた新鮮なアジを私のところへ届けてくれました。
夕飯は別のメニューを考えていたのですが、急遽アジ尽くしのメニューに変更した次第です。
アジの刺身、アジのタタキ、アジの骨せんべい。
捨てるところがない素晴らしい魚。
家族で舌鼓を打ちながらありがたく食べさせてもらいました。
実は二日ほど前に、長女が「パパがつくってくれるアジのタタキが私は一番好き」などと話してくれていたのですが、ジャストなタイミングでアジのタタキが食べられました。
「さかなへんにまいった!」
そう書いてアジは鯵と書きます。
貴重な魚を本当にありがとう。
同業種でありながら、こうして優しさを贈ってくれる友人がいることを、あらためて幸せに感じた夕飯となりました。
今度、久しぶりに魚釣りに行こうな。