松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



さくら

おはようございます。




重い空の色が風雨を予感させます。




予報ではお昼前から雨が降ってくるようです。また風も強いという見立てがされています。




風雨がとても強い日が一日でもあると、満開の桜もひとたまりもありません。




桜の開花前でよかったなどと安堵するのは私だけではないはずです。




春は厳冬の次に来る季節。あたたかくて優しいイメージを誰でも持ち合わせていると思いますが、実際はそうでもないことが多いです。




雨もよく降りますし、なんと言っても春一番に代表される強い風がその特徴です。




秋に生を受けた私はやっぱりシックな秋が好き。気は早いですが、あの素晴らしい秋がやってくるのを心待ちにしている自分がいます。




前置きが長くなりました。




桜の焼印をあしらい仕上げた薄紅色の羽二重餅をお店に並べました。








桜が舞い散る頃に終売を迎えます。

おでん屋長春

今夜は「松屋長春」ではなく「おでん屋長春」開店です。




我が家の夕飯はおそらく今季最後のおでん。




大根四本、卵二十個。




明後日の日曜日に食べてもらうように、パートさんたちの分まで仕込みました。




いつもラーメンの出汁をとっている大きな寸胴鍋二個に分けてコトコトコトコトじっくりゆっくり。












澄んだスープで上手に出来上がったと思います。




熱々のうちに食べとくれ。

春の海

お干菓子「白雪糕(はくせつこう)」が仕上がりました。








優しい春の海をイメージしてつくったつもりです。




この世の中も優しくてあたたかい春の海のようになってほしい。