松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



壺中天の仏蘭西菓子

先日、仲良くしている友人、名古屋のフレンチ「壺中天」のオーナーシェフが松屋長春に来てくれました。




お互いの趣味である釣りのこと、料理のこと、和菓子のこと、ちょうど今が旬の栗のことなど、たくさん話しました。




友達ってのはいいものです。しばらく会ってなくても、パッと会っただけで話に花が咲きます。それもキリがないほどに。




一緒に釣りに行く時などは道中喋りっぱなしのせいなのか、翌日は必ず喉がものすごく痛くなります。




久しぶりに会い、とても嬉しかったです。




「壺中天」特製の2種をいただき食べさせてもらったのですが、とても美味しかったのでここでご紹介させてください。








一つはフルーツケーキ、もう一つは和菓子で言うところの干菓子といいますか、半生菓子にあたるものでありました。




聞いてみたところ、どちらも「壺中天」で通年販売しているそうです。




気になられた方は是非お問い合わせ下さい。




彼に「仏蘭西菓子のことは、全くわからないから説明文を送って!」とお願いしたら、丁寧にメッセージが送られてきましたので、彼が書いた先程の2種の説明文をそのまま転載させていただきます。




“フルーツケーキ”








大粒のサルタナレーズン、ドライ無花果、アプリコットをフレンチラムに漬け込み、たっぷりラム酒の染み込んだ”大人のフルーツケーキ”です。コーヒー、紅茶は勿論、お酒との相性もまた良しです。




“クッサン・ド・リヨン”








フランス語で「リヨンのクッション」という意味です。アーモンド生地(Pâte d’amande パート・ダマンド)の中にキュラソーで香りをつけたチョコレート生地を挟んでいるお菓子です。強い甘みとお酒の強さが引き立っている濃厚なこのお菓子は、コーヒーとの相性が抜群に合います。




かっちゃん、ごちそうさまでした。




今度はお店にお邪魔した際に、他の菓子も食べてみたいな。