松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



アキアカネ

この大きな台風が過ぎ去ったら秋になるのかな。




茜色の秋空を気持ち良さそうに列を成して飛ぶアキアカネの姿を想像しながらこの文章を書いております。




羽二重餅の焼印がアキアカネ(赤とんぼ)にかわりました。








これからしばらくの間は、この焼印でのご提供となります。




少し控えめのサイズでとっても可愛い焼印。特にお気に入りの焼印です。




本日は名古屋国際会議場にて医師会の学会が催されます。




いつも仲良くさせていただいている先生より、光栄にも羽二重餅のご注文がありました。




昼過ぎに配達にお邪魔するお約束です。




多くの医師の方々にお召し上がりいただくことになると思います。




みなさんに気に入ってもらえたら嬉しいです。

フレッシュ

おはようございます。




四日間連休を頂戴し、しっかり充電ができたと思います。




特に昨日は次女の結婚の手続きに付き合い、丸一日次女と二人で出かけられて疲れはしましたが、私にとっても次女にとっても非常に有意義な時間となりました。




私たち家族は基本的に「笑」しかありません。




笑うことって精神的にも肉体的にもいい事ばかりです。




そんな大事なことをいつも忘れないように毎日生活していきたいと思っています。




前置きが長くなりました。




本日ご紹介の和菓子は道明寺製の菊を模したものです。




淡いピンクの色合いに淡い黄色のシベを中心にあしらっております。




モチモチの食感が売りの和菓子であります。








先ほど開店いたしました。




気持ちもフレッシュにまた今日から張り切っていきたいと思います。




変わらずお付き合いくださいましたら嬉しいです。

結婚

先日、人生で初めて婚姻届の証人のサインを書きました。(長女の結婚の時は長女の親友が証人のサインを書いてくれたようで、私ではなかったのです。)




今回は白羽の矢が私に立ちました。








何年か前にどうしても欲しくて買った、とっておきのボールペンで書いた次第です。




実際に受けてみると責任を重大に感じ、手がかたくなってなかなか上手に書けないような感覚に陥りました。




緊張という言葉があまり似合わない私ですが、今回は力がはいりました。




4枚も用意してくれたので、その中から一番いいのを選んでおくれ。




申し遅れました。




次女が昨日、結婚いたしました。




私の娘として生まれてから今までずっと寝食を共にしてきました。(今も昔と変わらず寝るのは一緒の部屋。それも6畳くらいの狭い部屋で。笑)




彼女の事は誰よりも父親である私が知っているつもりですし、なによりどんな親にも負けない深い愛情を持って接してきたつもりです。




しかし、これで区切りがつきました。




私の役目は一段落です。




娘の旦那さんへバトンタッチであります。




今回の結婚でまた家族が1人増えました。それも息子が。




女の子3人しかいなかった私にこれで息子が2人。




こんな嬉しい事はありません。




これから二人で幸せな家庭を築いていってほしいと心から願っております。




昨日の夜、一人で乾杯しました。








近頃ものすごく気に入っている日本産のマッコリ「きぬさら」で。




絹のようにさらっと




このマッコリの名前にはそんな意味があるのかな。とってもいい名前だと思います。




すぐに次女は私の元から離れるわけではありませんが、もう少し先には三女との二人生活となります。




私には三女がまだ近くにいてくれるので、本気で寂しくなるのはもう少し先の事になると思いますが、双子のようにいつも仲良く一緒に過ごしていた三女は本当に寂しくなると思います。




私では到底次女の代わりはできないでしょうが、寂しさが少しでも紛れるよう、三女がお嫁に行くまで彼女に全力で寄り添っていきたいと考えています。




「パパと一緒にいた時は本当に面白くて、幸せな時間だったなぁ。」




結婚して家を出た後もこんな風に思い出してもらえるような私との時間であったならそれでいい。




長女も次女も私と過ごした時間のことを、そう感じてくれていたら嬉しい。




離れて暮らす事になっても、私の次女に対する愛情というものはこれからもずっと変わりはありません。




日本海溝よりも深い愛情を持ちながら、優しい眼差しで彼女のことを見守っていきたいと思っています。




おめでとう。本当におめでとう。