松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
新しい試み
伝統的な紋様である「青海波」と「千鳥」を、青と白のキャンバスにのせて仕上げた薯蕷製の新作です。
伝統紋様は極めてシンプルな意匠でありながら、長い年月を経ても色褪せることなく人々に親しまれ続けています。それは、そこに美しさだけではなく、人々の願いや祈りが込められているからであると私は考えています。
まず、デザインが現在でもオシャレだと感じられるのが本当にすごいところ。しかし、それぞれの紋様にはしっかり意味を持たせているんです。
「青海波」は、どこまでも穏やかに続く波を表し、「平穏な暮らし」や「未来永劫続く幸せ」を願う吉祥文様です。
一方の「千鳥」は、群れで力を合わせて荒波を越えていく姿から、「困難を乗り越える」「勝利をつかむ」といった縁起の良い意味を持っています。
この二つの紋様を合わせる。
松屋長春としては新しい試みとなります。
中はこしあん。
ふわっと口溶けのいいようなバランスで仕上げました。





