松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



秋の風物詩

明日の日曜日、国府宮神社において「秋の大茶会」が盛大に開催されます。




春と秋の茶会では、松尾流、表千家、裏千家の三流派が一堂に会します。




本日は、裏千家のご担当の先生よりご用命いただきました干菓子をご紹介いたします。




和三盆糖100%で仕上げた「雀(すずめ)」の打物。








そして、すずめ避けとして田畑で使われてきた「鳴子」の焼印を施した「種合わせ」。








秋の田園を思わせる、この二つの組み合わせです。




秋の風物詩でもある「雀」と「鳴子」。




とても良い取り合わせではないかと思っております。




ご注文いただいた500組も昨日ようやく完成。




現在、乾かしているところです。




今回の鳴子は専用の焼印があったわけではありません。




焼きごてで一本ずつ線を引いて仕上げましたので、これがなかなか大変な仕事でした。




そのため、一つひとつの鳴子の表情が少しずつ違います。




同じものが二つとないところに、手仕事ならではの面白みがあるのではないかと思っております。




こちらの干菓子のセットは、少しばかりではありますが松屋長春の店頭でも販売いたします。




ぜひ手に取って、秋の味わいをお楽しみください。




残りの生菓子二種は、今日から明日の朝にかけて仕上げていきます。




明日、またご紹介させていただきますね。