松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
心技体
松屋長春の長い廊下です。
私が働く一番奥の仕事場からお店に向かってのアングルです。
来る日も来る日もお店のみんながこの廊下を行ったり来たり、何往復もします。
彼女たちの素晴らしいパフォーマンスが無ければ松屋長春という、ちっぽけなお店など簡単に崩れ去ってしまうでしょう。
年末年始の激務も、この力持ちたちに支えていただきました。
本当にありがとう。
また娘たち、そして弟家族も休日を返上して松屋長春を縁の下からがっちりと持ち上げてくれました。
身を粉にして頑張ってくれました。
本当にありがとう。
松屋長春に携わる人全てのバランスが良ければ、当然の事ながら一番出来のいい和菓子が仕上がります。
バランスが悪ければ、どうやってあがいてもいいものは出来上がりません。
そんなものです。
両親と私3人の職人の腕前だけではどうにもならないのです。
心技体とはよく言ったもので、技だけではダメ。身体が丈夫で健康でもダメ。お店を支える全員が同じ方向を向き、お互いの心がシンクロしなければダメなのです。
私は娘たちや弟たちだけが家族だとは思っていません。
お店で働く皆が全員が、大きな家族の一員だと常々思っています。
今年も変わらず、この大きな家族全員で松屋長春を支えていけたらなぁと真剣に考えています。
みんな、また一緒に頑張ろうね!
私の新年の決意です。